
妻は高島易断をチェックすることを正月行事の一つにしていますが、それで私が今年方位除けにあたるということが発見され、今日方位除けにすっかりお馴染みの佐野厄除け大師に行ってきました。
昼過ぎに出発し小一時間で佐野に到着。
前回は寒風の中2時間以上並んだのですが、一月も末の今日は人出も少なく、日差しの暖かさもあって方位除けは波乱なく終了。
時間は14時過ぎ、小腹が空いたので、前々から食べてみたかった「佐野ラーメン」を試してみようと、まず(前回目を付けていた)店に行きましたが、生憎「本日売り切れ」と・・・。次に見つけたのが「赤見屋支店」。ガラス越しに見ると、テーブル3つ、小さな椅子で20席弱、こぢんまりとした店。カウンターはなく裏の厨房で作られたラーメンが小さなデシッャプから出てくるタイプ・・・良い雰囲気です(笑)
当然他のお客さんと相席、譲り合いながら座り、「ラーメン600円也」を注文。

程なく出てきたラーメンは、関東では定番の薄い醤油色。小さなチャーシューは2枚、ピンク渦巻きナルト2枚、ネギ少々、表面はあっさりとした油にごく薄く覆われ、いかにも自家製麺らしい不揃いの縮れ麺が顔を覗かせています。
まずスープを一口、あ、醤油の味。次に麺を・・・?この麺、佐野流通りに青竹を使って打たれた「腰のある縮れ麺」と
他のクチコミに書かれていましたが、私にはそう見えません(笑)一言で言うと、不揃いも良いところ、切れっ端や短いのも沢山、腰はなく、例えばワンタンの皮を細く切ったような食感・・・。
どうしたものかと思いつつもう一度スープに取り掛かると、突然魔法のように味がまとまり、サッパリ素朴ながらしみじみと旨みが感じられます。不思議にそうなると不揃いの麺達も、この控えめなスープに一番合うように思えてきます。結果一挙に食べて、毎日食べても、オヤツにしてもいいような気がしてきます(笑)ホッコリと暖まり、しみじみと美味しいと言える懐かしさいっぱいのラーメンでした(笑)
追伸・・・午後も15時近かったため、麺箱の底に残った不揃い麺が出てきた、という可能性も有りデス(だったとしても、そのアバウトさはこの際良し、としますw)

で、帰路です。今まで何度も前を通るたび気になっていた道端の「
いもフライ」の販売所。今日は意を決して、交通の妨げになることも省みず一旦路駐し、買いに走ります。中を覗くとおばちゃん達が勢いよくフライヤーにネタを放り込み、揚げたてアツアツが積み上げられ、パックに入れたフライにご当地ソースがぶっかけられます。1本80円也。車に戻って急いで走り出し、ソースを垂らしながら(笑)かぶりつきます。うまいっす。パン粉の衣とよく一体になった、モッチリきめ細かいジャガイモ、そしてサッパリ系のソース。うまいっす。「
いでい焼そば店」というらしいです(帰宅後検索)

さらに帰路の高速PAで買ったコーヒー牛乳。懐かしいビン入り、というのと聞き慣れない「パスチャライズ」という名前に引かれて買いました。飲んでみると予想以上に大人の味。甘み抑えめ、珈琲(あえて漢字でかきましたが)の香りもしっかりとした、これはレベルの高い飲み物でした。帰宅後調べてみると、それなりに評価も高いようでしたが、納得です。
と、何だかプチグルメ紀行となってしまいましたが、それぞれの土地に根付いた食べ物、飲み物って、財布に優しく、気持を豊かにしてくれますね。
追伸 昭和な建物もありました。
ギャラリーもどうぞ。
Posted at 2010/01/30 22:01:11 | |
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