
Upが遅れましたがGWの前半戦ということで、浅草をブラブラしてきました。
昼過ぎに浅草に到着すると雷門はドサクサ級の人だかり!関東に30年以上住むうちで、今までは、どんどん寂れていく観光地という印象ばかりあった浅草ですが、スカイツリー開業後の人気復活は本物のようです。この日は浅草寺を中心に時計回りに歩いてみる事にしました。

最初に寄ったのは「
三十坪の秘密基地」という正体不明のギャラリー(謎)この日はカップラーメンのフタを一堂に展示していました(謎)

また館内には往時の浅草を再現したジオラマなどもあり、ごった返す街にくり出す闘志を静かに駆り立てられます(嘘)
浅草寺の西側…昼からビール片手にモツ煮をつつく、というディープで懐かしいエリアを見学しつつ、北の商店街まで足を伸ばします。商店街では三社祭ゆかりの提灯屋さんや、草履屋さんを冷やかします。特に草履は欲しかったのですが、それなりのものは予想以上のお値段で・・・結局買わずじまい(残念)

商店街を抜けると熟成した住宅街。腹も減って来たので街中の洋食屋さんなどを探しますが・・・ありませんね。かわりに
端正で立派な銭湯がありました。

立派な唐破風造りの屋根に藤棚が設えられていて、ちょうど花も見頃、青空に映えて春真っ盛り。ここは数年前にチェックしていましたが、藤の花の季節の見栄えは素晴らしいですね(気持満腹)
気持は満たされましたが、それとは裏腹にホントの腹は危機的なまでの空虚感・・・浅草駅方面に戻りつつ仲見世通りの観光客の大河を横切ると、見慣れた名店が・・・「今半
本店」

んん?「今半」と言えば関東のすき焼きの高級店ですが、一歩店内にはいると、小上り席にガスコンロを載せた小さな座卓がぞんざいに並ぶ、古臭いとも、老舗らしいともとれる雰囲気。

出てきたお肉はすき焼き用としては肉厚です・・・「最初は焼きますね~」と言いながら仲居さんが割り下をドクドクと鉄鍋に注いだ瞬間・・・ああ、ここはあの今半とは違うんだ、と夫婦で納得。
密かにネットで調べるとここが今半発祥の店、とのこと・・・「すき焼き」ではなく「牛鍋」だと思うと一挙に興味津々になりました。肉が絶品でもないし、雰囲気が素敵でもないし、サービスは気さくだけど、価格はちょい高め・・・でも、これはこれで楽しい体験でした♪

お腹も膨れたのでそれを解消するため帰りは上野まで歩くことにしました。途中合羽橋の道具街を少し冷やかすと、その後はやや退屈な街歩き・・・そんな中、下町の路地の金魚鉢は憩いのマストアイテムですが、それが町工場だと、ゴミバケツで泳ぐ金魚、になるんでしょうかw

鉄分補給に、貴重な
地下鉄の踏切を拝見した後、上野駅近くの正統派喫茶店でケーキと珈琲を飲んで帰宅しました。

お土産は「
芋きん」
浅草・・・超有名観光地でありながら一度は凋落の憂き目をみた当地も復活しつつあり、その中で「牛鍋」を頂けたのは感慨深いものがありました。
追伸 GW後半戦の北関東紀行(というほどでもない)記事は後ほど・・・
Posted at 2013/05/06 18:45:58 | |
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