
喫煙は、百害あって一利なし、の悪習であることには変わりないのですが、先日、フィリップモリス(マルボロ)が今年9月に発売開始した、ヒートスティック(加熱式タバコ)「
iQOS」を手に入れました。
今までの煙草とは違って、煙草の葉を燃やすのではなく、加熱ブレードを備えた専用のデバイスを使って喫煙するというものです。(厳密には「煙」を吸うのではなく、煙草葉の成分を吸うのですが)
普通の喫煙との一番の違いは、煙草中毒者に必要なニコチンはそのままで、それ以外のタールや一酸化炭素等が発生しない、という事です。「健康にいい」とか「害が少ない」というような文言は許されないので、HPには一言も書かれていませんが、2週間程度でニコチン以外の摂取(体内の成分濃度)が非喫煙者と同等になる(のではないか)という研究途中の報告もあるようです。
吸い心地としては、やや物足りない感もあるのですが、一週間たった今では本来の煙草の葉っぱの味に慣れました。煙もほとんどなく(息を吐くと水蒸気が出てそれが煙のように見えます)、副流煙もない、ということで、特に周りに対しての害が減るのが一番いいところです。
世界に先駆けて日本で発売されたそうです。
実際に使うのには、それなりに手順が必要です。ヒートスティック(写真左)を本体(右)に入れておいて充電。専用の煙草(4種類あり)をセットして、ボタンを押すと20秒で加熱完了して吸い始め、14口か6分間吸うことができます。吸い終わったら煙草を外して、スティックを本体に戻します(次に吸えるのはスティックの充電が終わる4分後)。こういう手順も本体の重さも、私はガジェット好きなので全然問題はないのですが、一般的には面倒くさいという意見も聞きました。
これを、喫煙の免罪符にしたり、喫煙者の権利を振りかざす口実にしてはいけないと思いますが、自宅の換気扇の下で感じていた、非喫煙者の妻とイタチへの罪悪感が少し減りました。
追伸:今、10日ぶりに、普通の煙草に火をつけて吸ってみましたが、ゴムが焼けたような味がして、違和感があり、4口で消しました。・・・IQOSの味のほうが良い、という感じになりました。
Posted at 2015/12/29 22:31:33 | |
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