
先日の研修会は
日産ギャラリーのあと、
いすゞプラザにも行きました。場所はいすゞの藤沢工場の目の前、ホワイト&ブラックでまとめられたモダンな企業ミュージアムです。
←いすゞの原点、ウーズレーのトラック。いすゞの前身石川島造船所で作られたもの。エントランスホールに展示されていますが、現在も動態保存されている近代化産業遺産だそうです。
もしも石川島造船から数えると、いすゞは日本最古の自動車メーカー、となるそうです(あくまで、そういうカウントをすると、です)

館内に入ると、まずは大きくて精巧なジオラマがあります。こだわりつくして作ったとのことですが、確かにすごい。15分ほどのショータイムでは、照明が変化し朝から夜まで再現されています。その中を数十台の車がそれぞれ、それぞれの仕事をしながら動いています。ネタも沢山仕込まれています♪
←公園の噴水をクルクル回る「町の遊撃手」♪

マンションの一室から出火!消防車が数台到着しています。この後、遅れて救急車も到着しますが、その救急車が一番早く現場を離れ病院に向かいます・・・実際もけが人が出ればそういう順序になりますよね♪

ジオラマの最奥の湖、見事に模型部分と背景画が繋がっています・・・本気具合はこういう所で分かりますね♪

車メーカーとしての拘りとして、どの車も方向指示器もブレーキランプもちゃんと再現されているそうです。ショータイムは15分程度で一通り終わります。終了すると車たちは三々五々バックヤードに戻って、自分で充電器に接続して次のショータイムに備えるそうです♪
このジオラマは、必見です・・・というか、あと2.3回は目を皿のようにして見たいっ!w

次はいすゞの車づくりのコーナー。
トラックも。

陸自の6輪駆動トラックも。

実際の車づくりの手順通り、設計デザイン→パーツ作り→組立という順序で、それぞれどういう事が行われるのか、お子さんにも分かるような展示があります。

CADで描いた図面が実物になるよ、という展示。

プレスの工程。平板から順番にプレスが進むのがわかります。

そこには小さなプレス機があって、自分でスイッチを押すと実際に紙が型抜きされ、プレスされます♪(出来上がった型押し紙はお土産になります)。車の企業ミュージアムとして、こういった体験型の展示は珍しいとのこと。休日はファミリーに大人気だそうです。

最後はいすゞの歴代の車たちのコーナー。

かすかに記憶にある車も。黄色いのはジェミニの初期型ですね。

歴代のモデルをすべて並べたショーケース。手前が空いているのは、今後二十年分くらいの余裕を持たせてケースを作ったから。

最後は117クーペです・・・いすゞの代表作、ということで納得ですよね。日本離れした情感溢れるボディデザイン、いまでも格好いいです。
いすゞプラザ、駆け足で拝見しても2時間近く掛かりました。プライベートで行ったら半日は過ごしてしまいそうです(笑)隣にはカフェもあるので、一日過ごすつもりで出かけてもいいかも知れません。
楽しかったです。
Posted at 2017/10/29 15:34:23 | |
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