
裏磐梯はホームと言っていいほど通っていましした・・・が、気が付くと
前回2013年秋から4年半もご無沙汰していました。というわけで久しぶりに2泊3日で行ってきました。
出発したのは4/28(土)、渋滞前に高速を抜けるためにの6時過ぎに走り出し、白河ICの先、白河中央スマートICから一般道に出て猪苗代湖南岸を目指します。
ルートマップは
こちらです。

ICから山間に入っていくと山は若葉新芽と山桜で、はんなりとゆるやかに微笑んでいるようでした。すぐに天栄村の道の駅があり寄ってみました。買い物はしませんでしたが、そこで文化伝承館というのが近くにあり、すでに開館している、という事がわかり寄ってみることに。行き当たりばったりデス。
←館は爽やかな風が吹く山の上にありました。

私たちが入っていくと管理人さんが展示室の照明をつけてくださいました・・・本来の開館時間には一時間ほどあったのですが、かまわないと(感謝)。こじんまりとした伝承館ですが、縄文から近世までの村の歴史が陳列されていました。
←薬の行商が盛んだったとかで、看板が置いてありました。(見たことのある薬の名前も・・・)
※ここから写真多めにグーグルフォトにまとめましたので、
こちらも是非ご覧くださいませ。

醤油も特産だったとかで、樽もありました・・・味噌ならわかりますが、醤油というのは珍しいですね。館内には地元の小学生がまとめた村内地図もあり、そこに醤油屋さんが描かれていました。ということで、次はその醤油屋さんを探してみることにしました(行き当たりばったり)・・・結果的には、醤油屋さんは発見できず(笑)でも、バイパス的な国道から昔からの村落の通りに入り込むと特徴ある民家なども見られて興味深かったです。
気を取り直して、峠のトンネルを抜け、猪苗代湖側に抜けると、山は芽生えが少し遅いようで、少し寂しい風情になりました・・・山、まだ笑わず(笑)

でも湖に近づくと桜が満開でした♪全く予想外でしたが、この付近は桜が咲くのが遅いのでしょうね。

湖畔の道を進み
海水 湖水浴場に寄ってみます。別名「天鏡湖」と言われる猪苗代湖、さぞかし湖面に映る磐梯山が美しかろうと期待した、今回のルート最大の見どころです。

ハイ、強風でウサギが飛ぶほどの波でした(笑)ヘイズも厚く磐梯山の姿もおぼろげでした(アカン)・・・ちなみに、今調べたら「天鏡湖」は水が透明度が高く美しい、という事だそうです。そこから勘違いしてたと。

でも湖水浴場というのも珍しく歩いてみると、波打ち際に小石が打ち上げられていました。

どこから来るのか、色とりどり、どの石も丸く薄く削られて可愛い形になっています。思わず2・3個持ち帰りたくなりましたが、乾くと可愛さ半減なので思いとどまりました(笑)

このあたりで時間は11:30頃。マップに星を付けておいた湖畔のパン屋さんに向かってみました。ホントに湖のすぐそこに小さなログキャビンがありました。

パンを何個か買って車で走りながら食べようか、と思っていましたが、聞くとピザなら焼き立てを頂けるとのことで、ここでランチにしました。20分くらいかかる、とのことですが時間はたっぷりある、行き当たりばったりの旅なので、全く問題なし。
←美味しゅうございました。「
こむぎ」というお店です。

さて、お腹も落ち着いたので、この日、唯一予定していた観光に向かいます。パン屋さんからは全く湖の反対に位置する「天鏡閣」という施設に行きました。ここは有栖川宮の別荘として明治末期に建てられた洋館です。

湖を望む高台に建てれた洋館。どの部屋も品よくまとめられています。さすがですね。

普段使いのお部屋でも、控え目ながら一段凝った意匠が施されています。

ええと、私ならこの明るい小部屋、書斎として使わせていただきたいくらい(笑)

お付きの方や警護の方の部屋には、呼び出し機が設置されていたそうです。

ちなみに現在の見学入口に使われている部屋の天井です・・・高い天井と天窓は、蒸気や熱を逃がすため?きっとここは厨房だったのではないかと思います。
ゆっくり回って一時間ほど。妻は満足げ、皇室系の施設は好きなようですね。

少し早めですが、このあと宿に向かいました・・・勿論、裏磐梯の定宿「
フットルース」です。まずはボンタンをドッグランで遊ばせ、露天風呂に入って、ひと眠りして(笑)、夕食を頂きました。
久しぶりですが通いなれた裏磐梯。でもいつも素通りしていた猪苗代湖を楽しんだ一日目となりました♪
二日目は、鬼も笑う裏磐梯Day2 をお届けします(タイトルは必ず変更になります)
Posted at 2018/04/30 22:53:51 | |
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