
30個限定とか限定品に弱いのです。でも抽選ということならまず当たることはないだろうと、気軽に予約を入れたのが3月。予約殺到であっという間に受付中止になって、以降音沙汰無し・・・それなのに予約した事さえ忘れた5月末に、「第4回販売分に当選しました」とメールが来ました。

意を決して発注して一週間弱で届きました。FX-Audio-TUBE-P01Jのチューニングモデルです。これは真空管を使ったアンプですが、厳選して
マッチングした真空管をセットにした「チューニングモデル」だそうです。マッチングは確かに手が掛かってますね。

真空管はプリ用の6J1(他のアンプでもおなじみの管です)とパワー用の 6P1(外側の背の高い方です)。この2本の真空管でシンプルに音を増幅させる純A級のシングルエンドアンプ・・・要するに全部アナログというアンプです。
アンプのA級とかB級とかなかなか分かりにくいのですが、A級は直線的に増幅される範囲のみを使ったアンプの事だそうで、音に歪が出にくいという長所の反面、消費電力が大きい、増幅幅が小さいのでパワーが出ない、という短所もあるようです。
実際真空管は素手で触ると火傷する温度まで熱くなります。プリの6J1で60℃台、パワーの6P1で130℃台でした。(計る以前に一瞬触って分かりましたw)。保護用のパンチングメタルパーツが付いていたので、以降カバーは付けています。
「聴かせてもらおうではないか、純A級真空管アンプとやらの実力を」と、鳴らしはじめて一週間ほど。これは確かに気持ちの良い音だと思えると所と、あれ?耳に付く音もするという所もあり、もまだセッティングが決まっていません。
今のところ総じて、音数の少ない曲、例えばアコースティックギターのソロとか、小編成のジャズとかは、ホントに気持ちの良い響きだと思います。一方、女性ボーカルの生々しさの半面、耳に刺さり気味になることもあります。
そういう事なので、今まで使って来た機材との組み合わせも試していこうと、さらに導入した機材もあるのですが・・・それはまた次回ということで。
Posted at 2020/06/11 22:59:59 | |
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