次の主役と決めていたアナグマ、今日住処を作りました。チョコエッグ 日本の動物シリーズだそうですが、つぶらな瞳がなかなか可愛いくて、ね。

アナグマは穴掘りの名人だそうで、土の斜面に深いトンネルを掘って、親子兄弟で住んでいるとか。「同じ穴の狢(ムジナ)」の狢とはアナグマの事だそうです。
という事でアナグマが住処から出てくるところにしようと、まずは狢穴を試行錯誤しながら作りました。当初100均の「軽量粘土」というもので試作しましたが、耐水性がなかったので、黒い樹脂粘土で作り直しました。寸法がちょうどの塩ビの筒に巻き付けて成型。口のところは、テラリウムに撒く溶岩砂と馴染むように、サイズ感を合わせた凸凹にしました。(出来上がってみたら、ほとんど見えなくなりましたがw)

当初は「草原の斜面の巣穴」をイメージしていました。ところが、今日届いたコケ(種類お任せ)が、岩の崖が似合うタイプでしたので、急遽急斜面(というか崖)の巣穴に変更しました。溶岩石を組み合わせエポキシボンドで接着するという力業で擁壁代わりの「崖」を作ります。

基本的なレイアウトを決めて、コケテラリウム用の土(Soil)を入れた状態です。この後更に背面を高くしていきます。

テラリウムなどで急傾斜を作ることが出来る「造形君」という、植物の繊維質がたっぷり入った土を水でこねて、ドロドロの状態にしたものを盛り上げていきます・・・なんて、初めての割に確信を持って作れるのは、
YouTubeでしっかり予習が出来ていたからです。ありがたいことです。

とはいえ、予習が出来たとしても、実際にコケを植え込んでいくのはやはり難しかったです。特に垂直面に植えるのは至難の業w。しっかりと植えられませんでしたが、今回のコツボゴケは何かに触るとそこに「仮根」を生やして「くっつく」そうなので、それに期待しています。

アナグマは人里近くの山野・・・広葉樹林や照葉樹林の中、赤土や黒土に穴を掘るというイメージなので、溶岩の崖は少しイメージが違うかな、とは思いますがまずは完成としました。
これでコケテラリウム3作目ですが、楽しいですね。まだ今回届いたコケはたっぷりあるので、明日ももう一つ作るつもりです。「日本の動物シリーズ」ではなく、違うシリーズにするつもりです。
Posted at 2021/06/26 23:10:19 | |
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