レックスコンビ（４気筒・550cc）

スクーターの利点はどんな狭い道でも躊躇なく突入できることです。用務先で道に迷っても怖くないし、一方通行路（京都市内は二輪を除く一方通行が多い）でも進入できるところが多くて便利です。そんな迷った道中でレックスコンビを目撃しました。レックスというのはすぐわかりましたが、フロントマスクに見覚えがないため、何シテルで鑑定依頼を出したらすぐにみん友さんに中期であると確定していただきました。（シケさんありがとうございました）



３代目のレックスはカクカクデザインの前期


売れまくってた頃の山田邦子がＣＭしていた後期の２つしか馴染みがなかったです
（ヴィヴィオに繋がるデザインに変わる）



８６年に３代目としてデビューし、８９年６月のマイチェンで２気筒からいきなり４気筒搭載と同時に外観が変わったものの、翌９０年４月には新規格６６０ccとなり、外観も丸みを帯びたデザインとなったため、５５０cc４気筒エンジンとこの外観は僅か１０ヶ月のみ、６６０cc化はボアアップでなくストロークアップで対応したとのこと。

初代アルトから始まったボンバンブームも２世代目に入り、ＦＦ駆動とか広いスペース等の売れ線を追求した結果、どれも似たようなデザインになってしまっています。

このレックスもアルト（全体的なフォルム）とミニカ（リアのホイルアーチ）とミラ（ボンネットの傾斜とか切り立ったフロントマスクとか）を組み合わせたデザインに見えますし、この後もヒットした軽四のデザインに他メーカーが追従する構図は変わらないですね。そもそもＯＥＭ車が増えて同一のデザインになっていますが・・

このＣＭはよく見ました