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2012年03月18日 イイね!

急行きたぐに定期運用終了

急行きたぐに定期運用終了3月16日で急行きたぐにが定期運用を終了しました。
短距離ではありますが頻繁に利用していたので、事実上の廃止は非常に寂しいです。

この列車は大阪~新潟を結ぶ夜行列車で、JRでは絶滅寸前の「急行」種別であり、特急よりはこまめに停車するために北陸地方の小都市への移動には便利でした。また、大阪発は敦賀あたりまでは最終間近の電車替わりに、その列車が翌朝になれば新津~新潟は快速扱いになるので、通勤・通学需要としての性格も帯びてきます。車両も座席自由席・座席グリーン車・A寝台・B寝台とバリエーションが多く、懐具合やや用途に合わせて選べるのも良かったです。



車両を含めて色濃く国鉄時代の残渣があるので好んで乗っていましたが、利用率の低下(これについては少々疑問)何よりも車両の老朽化と新製するほどの価値がないために事実上の廃止が決まり、ゴールデンウイークに臨時列車として運転されるものの、過去の類似例から全廃フラグが立ったということです。推測ですがこの列車1本のためだけに深夜帯に駅を開けておく必要があり、そのための要員が必要なので、こまめに止まるという利点が運行側にとっては負担があったというのも遠因だと感じます。



きたぐにに使用される583系電車は、昼間は座席列車として夜は寝台列車として変化できる目的で製造された列車です。座席か寝台専用列車だと使わない時間帯は車庫で寝てる必要があり、運用の効率化を図るとこういう電車が出来上がりました。が、新幹線の延伸や高速道路網の整備で本来目的の用途が減り、設備面についても座席特急列車としては設備が見劣りし、寝台時も占有空間の狭さで使い勝手が悪く、割と早い段階で要らない子扱いになってしまいました。

座席幅やシート間隔は非常にゆったりしていますが、対面シートでリクライニングしないので特急としては見劣りしたのかもしれません



寝台も現在走ってるブルートレインより狭く、特に高さ方向は起きる度に頭をぶつける区画もありました。(これはパン下中段と言われるまだましな区画)



そういう経過で車両が余ったため、当時の国鉄は昭和60年頃に一部が普通車両に格下げ改造を行い、北陸地方では419系として再活用されて昨年引退しました。普通列車としては座席が広すぎてドアや通路が狭くてあまり歓迎されず、ラッシュ時できるだけ閑散路線で使われていたようですが、特急列車としての華々しい活躍期間より普通列車の期間のほうが長くなってしまったのは皮肉な話です。

富山駅にて



改造前の車両の断面を活用しているのでぶった切ったようになり、表情から「食パン電車」と言われた。



コンプレッサや電動発電機を床下に設置出来なかったため客室内に占有されています。



特急時代とあまり変わらない客室



そういう変遷の中で、唯一(急行とはいえ)優等列車で生き残ったのがこの「きたぐに」でした。車両が古いのでもうすぐ引退・次のダイヤ改正で廃止と噂されて乗る度に惜別乗車してましたが、何やかんやで15年ほど経過しました・・

昭和43年製造の車両が多く、20年以上前から古いと言われてました



瓶入り飲料のための栓抜きがありますが、今や瓶入り飲料を買うのが難しい



各ドアに付いている戸閉スイッチです。リレー式でなく、そのまま大電流のドア配線に直結してるのか?操作の度にスパークが見られます。



定期運転最終日は見送りするのが鉄道オタとして義務みたいなものですが、思い入れが強すぎて行く気になりませんでした。最後に乗ったのは先週の沖縄からの帰り道でした。同族が多く京都駅で大量に下車しました。(折り返しで京都発最終電車で大阪に戻れるため)



普段は車内で急行券を購入してましたが、時間に余裕があったのでみどりの窓口で急行券を購入。



子供の頃から追っかけをしていたキハ58系が昨年引退し、きたぐにもフェードアウトしそうなので鉄道オタ活動は大幅に縮小になりそうです・・

廃止になる前にもっと撮影しておけばと思っても後の祭り。ビデオ撮影したものはもう4年前でした



ちなみにきたぐにと同時に寝台特急日本海も同じ運命となりましたが、こちらはあまり興味がなく、通過した時に写真を撮った程度です。
Posted at 2012/03/18 15:37:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道関係 | 日記
2012年02月26日 イイね!

京阪を撮り鉄

京阪を撮り鉄子供の頃から一貫して鉄オタです。並行して車も好きでしたが時々途切れた時期がありました。

が、2008年に名鉄の岩倉駅でパノラマカーが定期運用を引退したのを見て趣味活動としてテンションが下がり、昨年の3月にJRのキハ58系という気動車(駆動エンジンの一部や発電エンジンがダイハツ工業製だったりします)が富山で定期運用を終えたのに止めを刺され、急激に熱が冷めてしまいました。それに伴い9割方鉄道とうさぎしか撮ってないカメラの稼働率がだだ下がりになったので、ちょっとリハビリ代わりに近所で撮影してきました。

京阪は古い電車を大切に使う会社で、昭和34年製造の車体が現役です。(車で例えるとエンジンと足回りは昭和50年代にスワップ済で、見た目はほとんど変わってない)
2600系と呼称されますが、今の時代ではありえない前面の窓が開閉可能な車両があります。気づいたのが遅かったので撮影失敗。



8000系特急車
2階建て車両が組み込まれており、特別料金が不要で乗車券だけで乗車できるので、出町柳とか四条駅で修学旅行生が観光客がこの電車に乗っていいのかどうか迷ってる風景を見かけたことがあります。



新3000系
新しい京阪を目指して作られたのですが、いろんな試みが失敗して本来の目的には要らない子扱いになってしまってます。が、この電車の1人がけシートは素晴らしく快適で、大阪で飲んだ帰りにリラックスし過ぎて寝過ごしたことがあります。



旧3000系(現8030系)

昭和世代の京阪特急といえばこの車両です。中古車両として富山や静岡で走ってますが、1編成だけ京阪本線で現役として走ってます。塗装も古いままなので懐古主義に陥った私にとっては乗って安心する車両です。



2400系

昭和44年にサービス向上のため冷房付で登場した車両です。冷房搭載に試行錯誤していた時代ですので、屋根上の冷房機器が大きくて存在感があります。次の車検でボディカラーが新塗装に塗り変わるので、この塗装も間もなく見納めです。



2600系が折り返して戻ってきたので撮影。


車でもそうなんですが、自分がガキの頃に憧れていた車両が引退や解体されるような時期になってしまい、いまいち面白みにかける新しい車両が好きになれないと興味が冷める方向に行ってしまうのは残念なことです。
Posted at 2012/02/26 20:41:07 | コメント(4) | トラックバック(0) | 鉄道関係 | 日記

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