
先週のバーレーンWEC最終戦のレポート配信しました。
こちらでもご紹介させて頂きます。
本当に夢の様な1年でした。
そして10年かけてここまで来た、ルマンに行った、世界戦でも勝てた!
ここから先10年の夢はもう設定済み。
それを進めながら、自分の生きる軸として続けてきたレーシング活動、2018年への準備を進めます。
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関係各位
いつも澤圭太のワンスマ活動、レース活動にご支援頂き誠にありがとうございます。
以下、澤圭太が本年参戦致しますWEC参戦レポート【WEC最終戦バーレーン】です。
お忙しい中恐縮ですがご査収いただけますと幸いです。
「今季5回目の表彰台クラス2位でチームタイトルを逃すも年間2位で初挑戦の年を締め括る!!」
以下のレポートをご覧ください。
フォトギャラリー:
こちら
お知らせ:
① 2018-2019のWECスーパーシーズンへの継続参戦をClearwater Racingは正式表明致しました。
関連記事
こちら をご覧ください。
2018-2019 WECスーパーシーズン/レースカレンダー
プロローグテスト 2018年4月6~7日 ポールリカール(フランス)
第1戦 2018年5月5日 スパ・フランコルシャン6時間(ベルギー)
第2戦 2018年6月16~17日 ルマン24時間(フランス)
第3戦 2018年8月19日 シルバーストン6時間(イギリス)
第4戦 2018年10月21日 富士6時間(日本)
第5戦 2018年11月18日 上海6時間(中国)
第6戦 2019年3月16~17日 セブリング12時間(アメリカ)
第7戦 2019年5月4日 スパ・フランコルシャン6時間(ベルギー)
第8戦 2019年6月15~16日 ルマン24時間(フランス)
② 東京オートサロン 2018 「ワンスマ × Scuderia 46」ブース出展決定!
詳細は改めてご案内しますが2018年1月12日~14日(12日は業界関係者日)の開催をお楽しみに。
また、東京オートサロン出展に合わせて1月13日(土)夜に幕張メッセ近隣にてワンスマ袖-1GP年間表彰式及びワンスマ/レース活動報告会を開催しますので支援者の方々、関係者の方々、そしてメディアの皆様は是非日程確保のほど宜しくお願い致します。
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【以下:レースレポートです】
リザルト詳細は >>>
こちら
前回上海戦ではオーナーDrであるWeng選手がDrive中に起きた避けるにも避け辛い接触によってクラス4位に甘んじ、チャンピオンシップでも大きくアストン勢に離されての3位に落ちてしまったClearwater Racing、最終戦のバーレーンを前に2018年から始まるWECスーパーシーズンへの参戦継続を表明し、いい形でWEC初挑戦のシーズンを終えるべくバーレーンに到着した。
木曜日から公式練習走行はスタートし、Weng選手もMatt選手も、そして澤も順調にメニューをこなす。
Matt選手はエースDrとしていつもの順調な走り、そして澤も初コースながらいつものようにコース慣熟を手際よく終え、決勝を見越したバランスチェック走行を続ける。
木曜日をクラス2番手で終えたチームは金曜日の公式練習3回目も引き続き予選シミュレートと決勝バランス最終確認を実施した。
金曜日の公式予選:
Weng選手とMatt選手がいつものように担当した予選。
Wengはこの週の自己ベストを更新する2分1秒9のタイムでMattにバトンタッチ、そして想定より少しオーバーステア傾向があったというMatt選手が1分58秒6のタイムを出すも平均タイムで争われる予選は惜しくもコンマ3秒差でクラス2位となった。
土曜日の決勝(6時間):
決勝日も天候は良好で路面はドライでのレースとなった。
バーレーンは決勝は現地の4時~夜間走行となる夜10時までの6時間となるがコースは照明設備が完備されていて昼間に近い明るさでの走行が可能だ。
コースの特性的に長い4つのストレートとハードブレーキング箇所が4箇所あり、タイヤ(特に左フロント)の消耗が厳しく、路面のμも元々低いために前回の上海戦以上に決勝のスティントではタイムの落ち込みを如何に抑えるかがいつも以上にカギになると読んでいた。
スタートDrは今季6回目となる澤、スタート直後にうまくPPのアストンをかわしてクラス1位へ、タイヤの負担を最小限にしながら2位以下が混戦になっている間に5秒近くのギャップを築いて走行を続ける。
2位に上がった54号車が追2秒差に一時は詰まるも落ち着いて残り10LAPで再プッシュして3秒の差を保ってWengにトップでバトンタッチWengも想定通りのラップでコンスタントに走行、ピットのタイミングもあって3位に一時は落ちるも続いてのMattも日が落ちて気温が落ちたコンディションで好タイムを連発して2位へと挽回する。途中SCランが発生してそのタイミングで再度Wengにバトンタッチ、引き続き好ペースで走行するもクラス3位をキープとなる。
残り2時間、2回目の澤の担当でも順調に走行を続け54号車をパスして2位へ。アストンが先に最終ドライバーに交代する関係で澤の最終LAPではアストンとクラストップ争いを繰り広げる、ピットに入る周とは言え、澤も意地を見せてトップのままでアストンを抑えてピットイン、最後のMattに託す。
トップはアストンが1分20~30秒差でMattは更にマシンに鞭を入れて追走するが結局そのままクラス2位でゴール、この結果チームタイトルはアストンマーチンのチーム(98号車)に決定(ドライバータイトルも)、Clearwater Racingはチームタイトルでは2位を堅持、ドライバータイトルではシリーズ3位となった。
澤圭太コメント:
1年無事に世界選手権シリーズへの初挑戦は夢の様な時間でした。開幕戦は超緊張のスタートDrでラストラップの劇的ドラマでいきなり初優勝、スパは世界選手権の厳しさを再認識するも世界屈指の難コースでの3位表彰台、自身2度目のLe Mans24hは地に足付けた戦いが出来たが悔やんでも悔いきれない表彰台のチャンスを逃すパンクチャーの原因となった接触、でも5位完走でチームランクトップへ。ニュルはWECに慣れてスタートDrも良い走りが出来た満足で4位、メキシコは接触で勝負権を失うも自分はミスなく走れた5位、USAは会心のスタートでトップで帰って来れた自信が付いた2位、FSWは初PPから自力優勝確実だったが雨とSCに翻弄され悔しい2位、でもチームランクはトップに返り咲けた。上海は接触で勝負権を失い4位でチームタイトルも厳しくなった戦い。今回の最終戦は来季の参戦継続が発表されプレッシャーフリーで戦えたがやはり年間を通してアストンは速く、今回は我々は望みうるベストの戦いをしたけど届かなかったという印象です。
チームとしても自身にとっても初の世界戦行脚でしたが“初”が多い中で客観的に見ても本当に良く戦えたと思います、これも一重に沢山のご支援を頂いた支援者の皆さんのお陰です。海外戦も現地に観戦頂く方が毎回居て本当に心強かったです。
9回レースをして5回の表彰台獲得は自分の与えられた仕事を期待通りに達成できた結果で自分のレースドライバーとしての能力もまだ成長している事を感じました。
裏ではレッスン事業のワンスマ活動との両立は色々な面で本当に苦しい一年でしたが、新しい世界、新しい自分にまた出会う事が出来たシーズンでした。
本当に来シーズンは更にチームも自分も強くなってチャンピオン奪還を目指して頑張りたいと思います。
改めて本当にご支援ありがとうございました。良いクリスマスと新年を皆さんお迎えください。
オートサロンで皆さんお会いしましょう~!
スポンサー様紹介:
2017年協賛スポンサー様:
2017年の澤圭太のレース活動は以下の企業様にご支援によって実現しております。
(順不同・敬称略)
LSFT
FORZA!! KEITA 2017
冨士森内科クリニック
P.S.C. Starch Products PLC.
T.A.O(ティーエーオー)
延命酢
デュアル・ポイント・システムズ
アップリフトモデルズ
アベ・エキスプレス
藤井工務店
REGARO(レガロ)
東京ベストプラン
Arai HELMET(アライヘルメット)
Djac(ディージャック)
ROCKPORT(ロックポート)
生涯成績:
生涯成績(1994~1997のカートレースは除く)
澤圭太4輪レース公式戦生涯成績
全182戦出場、表彰台76回、優勝回数21回、PP獲得11回、ファステストラップ4回
(表彰台獲得率41.8%、優勝勝率11.5%)
https://www.driverdb.com/drivers/keita-sawa/
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。今後共宜しくお願い申し上げます。
株式会社ABSSA 代表取締役 / ワンスマ主宰 / レースドライバー 澤圭太