
・・・ お亡くなりになりました(悲)。
ハチマルミーティングの準備をしていた土曜日の夕刊で、私は知りました。
おそらく、日本で一番著名な自動車評論家ですよね。
代表作・『間違いだらけのクルマ選び』の初版は、
ケンメリや初代セリカの最後期の頃が批評されています。
そう、暗黒の排気ガス規制が始まるころからです。
御大は、きっとスカイラインが好きだったんだと思います(判断基準はいつもVWゴルフでしたが・・・)。
どのクルマよりも厳しく書かれていたような気がするのは、愛情の裏返しではないかと思います。
私は画像真ん中の20世紀最後の本で読み続けていたのをやめましたが、
今日は御大の名文をそのまま記します(涙いっぱいです)。
・・・ 峠道をランエボⅪやインプレッサWRXと走ったら、おそらく彼らのほうがGT-R(ココでは34)より速いだろう。しかし、マニアが乗るとしたらGT-Rだ。スポーティカーというものは、ただ速ければいいというものではない。GT-Rにはマニアを泣かせる物語がある。 ・・・ 涙。
スカイラインGT-Rの命運は尽きたことを予測しつつ、最高のお別れの言葉をいただきました。
そして、ゴーン体制に入る日産については ・・・
・・・ ところが日産は、この渡邉さんを社外の関連会社に出してしまうようなことをしたのだ。宝の持ち腐れどころではない、なんとももったいない話だ。江本ではないが、ベンチがアホやから試合に勝てんとはこのことだ。 ・・・ 涙また涙。
私は、いまだにニスモフェスティバルなるものに行く気になれません(個人的な見解です)。
で、「最終版」は買いましたが ・・・ その後も、この本は出ているようですね(笑)。
いろいろ思われる方もみえるとは思いますが、
20世紀までは、年末ぐらいに出されるこの本を楽しみにしていました。
徳大寺有恒さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
本当にありがとうございました(涙また涙)。
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Posted at
2014/11/11 03:58:41