
日産と違って、トヨタは良いエンジンができたらいろんな車種にそのエンジンを与えていました(笑)。
名機1G-GEUもそうで、
コロナマークⅡ3兄弟とセリカXXに搭載された後、ソアラ、そしてクラウンへも搭載されていきます。
そこで、やってはならぬことを(私感ですよ) ・・・
1G-GEU搭載の5ナンバー・クラウンに「ロイヤルサルーン」の称号を与えてしまったのです。
まだ、この当時は、3ナンバー車は手の出しにくい存在だったので、「いつかはクラウンに」憧れる方々には、ニセンのロイヤルサルーンはありがたい存在になりました。
1G-GEUは、クラウンワゴンにも積まれた記憶です、それも「ロイヤルサルーン」(だったよね)。
サイズももちろん5ナンバー枠(いっぱい)。
徳大寺御大は、この5ナンバー枠をそろそろ見直してはって前期では言ってましたね(笑) ・・・ 後期では3ナンバーがやりやすくなったデザインを嘆かれていた。
国際基準に合わせると、この5ナンバー枠って、すっごい足かせだったんですよね。
○●のでっかいアメリカ人は、日本車のこのクラスを窮屈がってた。
そりゃそうですよね、当時のアメ車は、日本国内では扱いづらいデカさ。
しかし、日本市場に縛られる(この時はね)国産メーカーは、このサイズにこだわらざるを得なかったんです。
で、5ナンバーのクラウンって国内では存在意義はあったし、なかなか3ナンバーボディに移行できなったワケです。
しかし、さしもの24バルブ名機1G-GEUでも、1.5㌧のクラウンを引っ張るには ・・・ ね。
クラウンは「静粛性」も求められるので、重くなるんですよね~・
だから、スッチャ付けたりしましたが ・・・ さすがにツインターボはやらなかった(かな)。
でも、ハイソカーブームに乗って、スーパーホワイトの5ナンバークラウンロイヤルサルーンは、とぶように売れたんです(遠い目)。
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旧車ネタ | クルマ
Posted at
2020/12/07 07:25:02