
80年代前のトヨタは、大衆車市場ではカローラを中心に勢力拡大をしていましたが、
小型車市場では、なかなか日産の牙城を崩すことができずにいました。
そこには、ブルーバード・スカイライン・ローレルといった布陣が並び、中でも月販1万台を売り上げるスカイラインは目の上のたんこぶ的な存在でした(私感です)。
で、この目障りな(トヨタ販売にとって)スカイラインイーターとして、世に問うたのが「チェイサー」です ・・・ 名前からしてもね、チェイサー(追跡者)。
3代目のコロナマークⅡの兄弟車でした。
画像資料のように、半年遅らせてオート店対応で出してきたんですね。
で、このチェイサー ・・・
マークⅡのグランデに対応するグレードは、ありませんでした ・・・ なので、エアコンは注文装備(スカイラインといっしょ)。
で、SGツーリングがトップグレードだったかな ・・・
マークⅡで言うとLGツーリング、当然、エアコンは注文装備。
で、マークⅡにはない、「SGS」というグレードがありました。
恥ずかしながら、最近まで、このSGSがトップグレードだと思っていたのですが、SGツーリングの方がお高いんですよね。
で、このSGSが、ハーダーサスで簡素装備、スカイラインで言うとGT-ES(赤バッジ)を意識したモノのようです(曖昧ぃ~)。
このグレードだと、足回りは4独で、エンジンも直6のEFIでしたね。
そう、まるっとジャパンの赤バッジです。
ボディスタイルもセダンと2HT、これもスカGといっしょ。
で、スタイルの影響もあったようですが、
チェイサーはCMのキャッチコピーどおり「幸せな少数派」で終わってしまいました(と思う)。
ここで、トヨタは学んだんでしょうね。
もうこんなクルマの時代(簡素装備、重ステ、重ペダル)ではないのだと。
で、次のチェイサーには、「グランデ」相当の「アバンテ」が登場します。
これぐらいのクルマを求める層って、フル装備を求めるんでしょうね。
で、そのことを確信するのが、この代(GX61)ですが、
さらにそのことを実感するのが、チェイサーアバンテよりも半年前にデビューしたクルマの中にありました、それは、また明日(汗)。
ブログ一覧 |
旧車ネタ | クルマ
Posted at
2024/06/20 00:01:29