
昭和の頃、トヨタの車名には「頭文字C」にこだわったモノが多くありました。
コルサ、カローラ、カリーナ、セリカ、コロナ、コロナマークⅡ、チェイサー、クレスタ、クラウン・・・etc。
その中でも、
「冠」に由来するクルマは、と~っても大事なクルマでした。
花冠(カローラ)・光冠(コロナ)・王冠(クラウン)。
トヨタのヒエラルキーを支えてきた3本柱になるクルマですね。
1980年代、FF化の流れが必至となったこの年代に、
トヨタがFFで本格的に勝負をかけてきたのが ・・・
カムリ(ビスタ)でした。
画像上・中を見ると ・・・ 王冠のようなデザインのロゴがあります。
KANMURI(かんむり) → KAMRI → CAMRY(かむり)
「セリカ」のペットネームを付けたことで話題を呼びましたが、この2000GTのころには、
「カムリ2000GT」って呼んでましたね(笑)。
FF化された2代目は、フロントグリルなんかは初代のイメージを残しながらも、
室内の広い(マークⅡなんかよりうんと広い)、理想主義的なセダンになってデビューしました。
兄弟車として伴った「ビスタ」には5HBもラインナップし、
新興のビスタ店へのてこ入れ車(というか本命車)になりました。
国内は苦戦していますが、北米ではベストセラーカーで「冠」を背負うにたるクルマとなっています。
コロナもFF化されましたが、当時はコロナよりも上という感じでしたね。
FFコロナはカリーナと兄弟車となり、
トヨタはどうやらカムリにかつてのコロナのポジションを担わせたいようで、
コロナはコロナ・プレミオからプレミオという、
パブリカ方式(パブリカ→パブリカ・スターレット→スターレット)で名前が消されました。
う~ん、でも ・・・ 今のカムリは少々でかいね(笑)。
トヨタさん、今度の名前は「カリーナ」がいいですね。噂されている「86セダン」には・・・(爆)。
キャッチフレーズは「足のいいヤツ ライジング」なんて ・・・ どう?
Posted at 2014/04/23 05:04:51 | |
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