
スカイラインニセンGT-Rはラジオもヒーターもオプション扱いでした。
この頃のスポーティカーって、
オーディオとか豪華な内装なんて不要だろうという思想があって、その思想をいつまでも持っていたのがスカイラインの赤バッジだったような気がします。
マツダはコスモAPの時点(1975年)で、
「Limited」という豪華・高価バージョンをリリースしました(サバンナRX-7もコレにならいましたね)。
トヨタはコロナマークⅡに「グランデ」というトップグレードを出した時点で、その思想はもう古いだろうと結論付けたような気がします。
スカイラインの赤バッジに、
金バッジの豪華装備(パワーウィンドゥが象徴だったような気がする)が加わったのが、
サンマル後期(1983年)のニセンGTターボES・ポールニューマンバージョンでした。
遅きに失した感は強かったですね(汗) ・・・
エンジン、もうちょっとかまって欲しかったですね。
トヨタは古いM型ターボにインタークーラーを付けて、
160馬力までパワーアップしたタイプをソアラとセリカXXに与えています(「GT」とは名乗らせませんでしたね~、流石です)。
日産は古いL型ターボはほったらかした感じでした(145馬力のままで)。
豪華版赤バッジ(ポールニューマンバージョン)と販促版青バッジ(サラブレッド)で、L20ETの在庫一掃しようという感じに見えました(涙)。
また、櫻井さんもRSの方に力点を移していたようで、RSターボは205馬力までいきます。
V6エンジンで勝負に出る年でもあったかもしれませんがね(苦笑)。
ポールニューマンバージョンは、
サンマルの中で私の一番好きなスカイラインなのですが ・・・ 縁がなかったですね(遠くを見る)。
やはり、トヨタのツインカム24がまぶしく映りました、私には。
Posted at 2014/12/28 04:45:39 | |
トラックバック(0) |
縁のなかったクルマ | クルマ