
当時、「スポーツカー」って名乗るのははばかられる風潮がありましたね。
「スポーツカー」を名乗ったのは、サバンナRX-7(FC型)か32のフェアレディZだったような気がします。
なので「スペシャリティカー」というジャンルが成立していました。
徳大寺御大に言わせると、「カッコ良いボディを持ったふつ~のクルマ」だそうです(笑)。
セリカを皮切りに、シルビアやランサーセレステ、コスモAP、プレリュードなどがそうで、それなりの市場を持っていました(今は絶滅危惧状態)。
しかし、爆発的に売れるには「何か」を持っていたクルマに限られましたね。
スペシャリティカーのさきがけ・セリカは、フルチョイスシステムというものが当初の売りで、エンジン・ミッション・内装などを組み合わせて選ぶというシステムを採っていました。
まぁ、早々にこんなまだるっこしいシステムは放棄されますが(爆) ・・・
やはり、エンジンが「売り」でしたねー、セリカはトップグレードにDOHCエンジンを据えていました。
「テンロク」というジャンルを切り開いていく、2T-Gですね(遠い目)。
そして、「ニセン」の18R-Gも追加されて、2本のツインカムを「GT」グレードに持ちました。
排ガス規制対応後は、そこぞこスポーティなツインキャブ車がなくなってしまったので、
1800ccにEFIでパワーアップを図ったOHVエンジン・3T-EUをラインナップしてきました。
エンブレムも「EFI」ってのがあって、当時、憧れでしたね~(遠くを見る)。
2代目になったセリカは、これらのエンジン搭載車はウレタンバンパーを付けていましたね。
テンロク2T-GEUは115馬力、18003T-EU(画像上)は105馬力、ニセン18R-GEU(画像下)は135馬力という感じでした(遠くを見る)。
トヨタのエンジンは「G」の付くのが、DOHCの証でした。
当時は、DOHCはトヨタとイスズしか作ってなくて、希少でした ・・・
今やDOHCでないクルマを探す方が苦労しますよね(軽自動車まで4バルブDOHC ・・・ 凄い)。
セリカにはDOHC(GT)がある ・・・ というイメージでSTぐらいがよく売れていました。
今日は間違って「投稿する」ボタンを押してしまったので、とりとめのないブログになってしまいました(爆汗)。
Posted at 2015/07/03 05:47:35 | |
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