
ナナマルカローラのモデル末期に、
カローラⅡが登場しました、1982(昭和57)年のことです。
これは、トヨタ初のFF、ターセル・コルサのモデルチェンジで追加された3つ子車で、後に「タコⅡ」(ターセル・コルサ・カローラⅡ)とひとくくりで呼ばれます。
画像のように、悪童的プロテニスプレーヤー、ジョン・マッケンローさんが3台ともイメージキャラクターを務めましたね(遠い目)。
チェリー(後のパルサー)、シビック、ミラージュ、そして、ファミリアと、
メーカー各社がFF大衆車を送り出してくる中、カローラのFF化はハチマルカローラの代になります。
ターセル・コルサは1978(昭和53)年に発表されたものの、
先進的なデザインが不評で販売面では振るわず、FF化に出遅れ感が出てました(エンジン縦置きだったしね ・・・ 笑)。
で、口の悪い人からは「トヨタファミリア」と言われた、2代目が1982(昭和57)年に登場します ・・・ トヨタ得意の「ウチにもあるよ」商法ですよね(爆)。
でも、タコⅡの名誉のためにも ・・・
大ヒットしたFFファミリアはエンジン横置き、タコⅡはこの代もまだ縦置きです。
で、カローラⅡ。
ターセル・コルサには4ドアセダンボディがありましたが、カローラⅡは2BOXボディのみでした。
これは、最終モデルの4代目まで一貫してました(遠い目)。
ゆくゆくはFF化(当然エンジン横置きで)されるカローラセダンのためですよね。
今思うんですが ・・・
FFのカローラを「カローラⅡ」ってやれば良かったんじゃないですかねぇ(爆)。
ハチマルカローラでは、カローラ・スプリンターの2本立てで、しかも、FFとFRの2本立てという、トヨタでしかできないことをやってのけたワケですから(笑)。
ほぼ同時期に、カリーナ・コロナもFR・FFの2本立てやってますよね(すげーなー)。
いかにトヨタが、FF化に慎重だったかがわかりますね。
巷では、今度のカローラはついに3ナンバーになるなんて話ですが ・・・ 汗、
これでやってれば、3ナンバーカローラは「カローラⅢ」でやれたのにね~(惜しかったね~)。
FRが「カローラ」、FFが「カローラⅡ」、そして、国内で不便な3ナンバーは「カローラⅢ」、
トヨタさん、いかがでしょうか? 爆 ・・・ ないなー(爆ぅ~)。
Posted at 2016/11/16 05:29:17 | |
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