
2011(平成23)年1月17日、
長くスカイラインの開発に携わられた櫻井眞一郎さんが亡くなられました(合掌)。
画像のセブンススカイライン(サンイチ)の途中(病気で倒れられた)までということで、8代目サンニーの開発主管・伊藤修令さんに引き継がれます。
『クルまったり』恒例の漫画ネタです(笑)。
1年に1本、8頁モノを描きます、そして、カラー頁1頁のイラストも。
今まで「蕎麦屋のサクライ、クルマ屋サワダ」ネタ3作と、
そのスピンオフ「ハセミちゃん」ネタ1作をお披露目してきましたが、
今年からは「工場長ネタ」で3作いこうと思っています。
今までの作品は、ジャパン・ケンメリあたりをネタとしておりましたが、
今回からは少し新しくなって(どこが!)、セブンススカイラインをネタにしていきます。
歴代スカイライン(主に直6世代)は、モデルチェンジのたびにいろいろ言われてきましたが、
セブンススカイラインほど悪く言われた代は、Vスカ登場と匹敵するほどでした(遠い目)。
しかし、セブンススカイラインには、
新しい直6(RB)、新しい足回り(ハイキャスという後輪操舵)という、
新しい提案が盛り込まれていたのです。
ニューマンスカイラインで限界だろうと言われたセミトレIRS(後輪独立懸架)に、一つの解決策を提示したわけですが ・・・
これよりも、異色の4気筒で盛り上がったニューマンスカイラインの「RS」に替わるモデルがなかった、というか、肝心のエンジンが咆えなかった(後の改良で咆えてくれるんですが) ・・・ んですよね。
肝心のツインカム24バルブターボが、ハチロクやシビックSiに置いて行かれるようでは(涙)。
櫻井さんのスカイラインは、時代の制約で「5ナンバー」枠に縛られます。
その縛りの中で、走りが良くて大人4人が快適に過ごせる(乗車定員は多くが5人)箱車、
これがスカイラインだったと思います。
そして、エンジンパワーに足回りが負けてはいけないという思想が底流にあったと思っています。
さて、今日から9日間、5ナンバースカイラインを振り返っていきたいと思います。
Posted at 2017/01/17 07:16:35 | |
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