
もうこの頃(画像)だと、貴重な存在でしたね。
13シルビア顔の180SX、いわゆる「シルエイティ」と呼ばれる個体です(シミジミ~)。
あ、若い人ね。
180SXはリトラブルヘッドランプの小粋なFRハッチバッククーペで、シルビアが多いなぁって方には絶好のモデル(兄弟車)でした。
で、フロントのリトラ部分の補修が高くつくので、
シルビア顔がきれいにリトラ補修より安く収まるということから、より個性的に見せたい方がやりはじめたモノですね(ケッコウ流行りました)。
13シルビアの登場が1988(昭和63)年、180SXがその翌年ぐらいだったかな(曖昧ぃ~)。
もうこの頃には、4発FRのセダンは絶滅してましたね ・・・ 32のGXiぐらい?
シルビアや180SXは、とびきり貴重だったんですね(今さらながら ・・・ 笑)。
兄弟車となるセダンがないってことは、スペシャリティカーの枠を越えてますよね。
スペシャリティカー ・・・
スポーツカーが作りにくい(お役所がうるさいからか?)、日本では、
中身はふつーのクルマだけど、かっこいいボディを載っけたクルマが、スペシャリティカーとして作られました。
その元祖は、トヨタのセリカです ・・・ カリーナというふつーのクルマがあってこそのクルマ。
日産は、このスペシャリティカーすらFF化していく中にあって、FRクーペの牙城を死守し続けました(シミジミ~&ホノボノ~)。
そして、FRセダンの象徴だったブルーバードは、FF大衆車の中に埋没していきました(涙)。
このシルビアシャシーにセダンボディを載っけ続けて欲しかった。
この手のもう一つの象徴・スカイラインも、ミニバンブームの中で販売台数が落ちていきます(涙)。
で、1993(平成5)年には、ついに、スカイラインは3ナンバー・GTのみに ・・・ うーーん。
910をほとんどそのままのようなスタイルでFFにしたブルーバードより、
シルビアシャシーのセダンの方がブルらしいですよね、なんてたって「SSS」なんですから。
あ、若い人ね、スーパースポーツセダン(SSS)ってことですよ。
このタラレバ噺、明日も(汗&笑)。
Posted at 2017/04/13 06:03:42 | |
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