
直6を積むスカイラインは、「スカG」と呼ばれました ・・・
今も「GT」にこだわったエンブレムが付いていますね。
4気筒FRで始まったスカイラインは、
大衆車に舵を切ったボクシーな2代目モデルに、
初代路線を継承したグロリアの直6にトリプルウェーバーで武装した、妙に鼻の長~いモデルを追加しました ・・・ それが「スカイラインニセンGT」です。
その後、日産との合併があり、スカイラインは日産プリンス店で販売されるようになりました。
4気筒スカイラインは、プリンス店のエントリーカーとなり、
直6スカGは、その後の上級モデルで、最終グロリア(高級車)に落ち着いて欲しいという感じでした。
当初は、スカGの方がバランスの悪い感じ(それが魅力)でしたが、
4代目ケンメリぐらいから、4気筒スカイラインの方がバランスが悪く見えるようになりました。
これは、直6スカGの方が4気筒スカイラインの販売を上回るようになった(日本も豊かになった)ワケです ・・・ おそらくスカGからデザインしたのではないかな? 曖昧ぃ~。
で、5代目ジャパンの頃に、
4気筒スカイラインにも力を入れようと(?)、「TI」という呼称にしました。
グレード構成もGTと同じ、バッジの色も合わせました(例の青・金・赤 ・・・ 笑&ホノボノ~)。
つまり、「スカイライン」ではなく「スカG」を売るようになってきたんですね(感慨深い)。
で、10代目34の頃には、「スカイラインGT-R」で売るように(私感です ・・・ 涙ぁ~) ・・・ ここらへん、ブログのどっかで書いています(汗)。
ショートノーズ(4気筒)とロングノーズ(直6)のモデル編成に、
本家ブルーバードが憧れたんでしょうね、610次の810でこの分家体制になります。
これはこれで満足した部分もあったのでしょうが ・・・
810は不人気で4年持たず、元の直4FRモデルオンリーの名車910ブルに回帰します。
が、4独モデルはSSSからという、810のシキリは継承しました。
全車4独で売った510(610もだったかな) ・・・ 4独をどうしたかったんだろう。
で、ジャパンは今年40周年の記念イヤーです。
今度の日曜日は岡谷に多くのジャパンが来てくれるとうれしいな。
Posted at 2017/04/20 05:55:55 | |
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