
カムリは、「冠」由来の頭文字「C」の、トヨタにとって重要なクルマです。
カローラ(花冠)、クラウン(王冠)に代表されるようにね(笑)。
コロナ(光冠)はなくなってますが ・・・ 涙ぁ~。
個人的な見解ですが ・・・
当初は、「カムリ」を「コロナ」に置き換えていくんだんぁ~って。
それは、初代の「セリカカムリ」路線、スポーツセダン路線ではなく、「FF世界戦略車」としてですね。
そして、それは北米では花咲いています(ホンダアコードと同じ)。
が、しかし ・・・ 駄菓子菓子!
国内市場ではというと、そのボディのでかさから反応はイマイチというところです(汗&笑)。
画像を見ておわかりのように(初代は異質ですね)、
2代目カムリ(ビスタを伴っています)は、理想的なFFサルーンで、歴代カムリの中で一番好きです(セリカカムリは別として ・・・ 笑)。
登場は1982(昭和57)年、カローラⅡと同じです。
カローラⅡがエンジン縦置きFFだったのに対して、FF世界戦略車のカムリは横置きです。
大衆車クラスが続々FF化される中、
FF開発に遅れを取っていたトヨタは、カムリ(&ビスタ)で反転攻勢をしかけるワケですが、
コロナFF(この時はFRコロナも存在していた)との関係も微妙でしたね。
コロナFFもデキが良かったので ・・・ 笑。
きっと、マークⅡのFF版にしたかったと思うのですが ・・・
コロナ・カリーナクラスを卒業する層は、この時、ほとんどがFRのマークⅡ3兄弟へいきましたね。
さすがのトヨタもFF高級車を企画し切れなかった印象です。
時代は流れ、セリカが37年で幕を閉じる中、
カムリは10代目を数え、セリカ37年を越えようとしています。
でかさでは、クラウン(FR)を越えてますよね(爆)。
「カムリ」と「クラウン」だと ・・・ 日本人は「クラウン」になっちゃうんですよね。
ただ、個人的にはレクサスLSがある以上、「クラウン」の歴史的使命は ・・・ オーナーさんゴメンナサイ ・・・ 終わっているように感じます。
だから、クラウンがますます4ドアクーペルックになっていきますね。
駐車場に余裕があるなら ・・・ 今なら「カムリ」かな(し、私感ですよ)。
ps 明日は、ビボッピーでエコパサンデー(ラスト)ランです。
Posted at 2017/12/02 07:01:37 | |
トラックバック(0) |
旧車ネタ | クルマ