
敗戦国には、クルマの生産再開もままならぬ状況だったようです。
日産がオースチン、いすゞがヒルマンを作っていた頃、トヨタは純国産にこだわったんですよね(曖昧ぃ~)。
そう、「純国産車」。
それが、「トヨペットクラウン」なんです。
・・・ しばし ・・・ 感慨にふける ・・・
そして、皆がクルマを持てる時代でもないので、
後席に乗る人のためのクルマなんですよね。
そのための ・・・ 観音開き(画像)。
これを5ナンバー枠で作り上げたんです ・・・
なんか、中島みゆきさんの『地上の星』が聞こえてきますよね。
だから、公用車・社用車に使われた。
一説には、花嫁さんの角隠しのためとも(曖昧ぃ~)。
時代が移り変わり ・・・ クラウンにもハンドリングが求められる時代に。
クラウンにも空力が求められる時代に ・・・
本当にそうなんでしょうか?
「公」の部分が大きく減少したからだ思うんですよね。
「私」がいろんなところを闊歩するようになり、クラウンもいつしか購入の選択肢に入るようになってきた ・・・ 「いつかはクラウンに」なんかその典型。
画像の初代クラウン ・・・
昔トヨタが一千万の値札を付けて、観音開きにオリジンという限定車でトライしましたが ・・・ なんか、初代の方が「威厳」があった感想です(お台場のメガウェブで見ました)。
クラウンの後席にすわる人 ・・・ プレステージな人だった気がします。
だから、法人需要も多かったんですよね。
また、パトカーにも使われたし ・・・ この後席はカンベンですが(汗)。
まぁ、タクシーですかね(笑)。
そのタクシーも専用車が出てくる時代ですし ・・・
パトカーはコレになっちゃうのかなぁ(いや、ないない)。
Posted at 2020/11/16 06:59:39 | |
トラックバック(0) |
旧車ネタ | クルマ