
1987(昭和62)年に登場したセドグロ(画像)は、今も名車として語り継がれています。
翌年にシーマを追加した代ですね(遠い目)。
日産は大きくコンセプトを変えた次の代に名車が存在します ・・・ FFになったブルしかり、このセドグロしかりで。
エンジンをV6に変えたY型の2代目Y31は、従来よりもぐっとパーソナルにふった代です。
セドグロには、クラウンの「ロイヤルサルーン」にあたる「ブロアム」というグレードがありました。
これは、ターボ車が追加されてからは、
クラウンと同じく5ナンバー「ブロアム」もラインナップさせてます(ご丁寧に ・・・ 笑)。
で、この代に「グランツーリスモ(人呼んでグランツ)」と飛ばれるグレードを出してきました。
これが売れたんですね~ ・・・ クラウンにもかなり影響を与えたと思います。
グレード名からもわかるように、これはドライバーありきの、パーソナルの部分に大きく舵を取ったクルマでした。
セドグロはこの後、4HTのみ(これもクラウンに似ている)になり ・・・ 当時のCEOとやらに嫌われて(曖昧ぃ~)、消滅します。
当時のCEO ・・・ 皆さんご存じの方です(笑)。
そう言えば、「いつかは」の代の特別仕様車に「アスリート」ってのがありましたね、今じゃ(おっと前の代まででは)主力になっちゃったグレードですね。
これも名前からして、パーソナルですね。
Y31の好評を横目に発表した「いつかは」の次は、完全にキープコンセプトで、スタイル的には保守的でした。
「アスリート」もあったのかな(曖昧)。
3ナンバーボディをかぶせたシーマが「現象」と呼ばれるのに狼狽したのか、最後にはV8載せてくるようなこともしますが ・・・
明日は、いよいよ本題に。
クラウンにとどめを刺したのは、セドグロでもなく、自身の中から生み出てきたクルマからだったんですね(私感ですが)。
Posted at 2020/12/08 07:10:13 | |
トラックバック(0) |
旧車ネタ | クルマ