
終身雇用制・年功序列賃金というしくみに、
カローラ・スプリンター
↓
コロナ・カリーナ
↓
コロナマークⅡ3兄弟
↓
クラウン
というヒエラルキーが、昭和の時代にはドンぴしゃでした。
この頃はまだ、すべてFRシャシーでした。
他メーカーも、このしくみを構築するのに躍起で、ディーラーも様々誕生していきました。
80年代に入り、1億総中流化の波に乗って、徐々に徐々にこのしくみが崩れていきました。
FF化、ハイソカーブーム、ハイメカツインカム、そして、とどめにレクサス(国内ではセルシオ)の登場。
そして、平成に入っての自動車関連税の改革が、このヒエラルキーを完全に吹き飛ばします。
若者が「いきなりクラウン」だったり、
エンジンがすべてDOHCになっちゃって、「GT=DOHC」というトヨタのシキリが曖昧になってしまい、
平成も半ばになってくると、いつしかトヨタのGTがなくなる。
セルシオの普及で、今までの頂点・クラウンはその存在感が薄くなり、
セドグロの跡を追うような感じですね、現在。
画像は、まだFRカローラ・スプリンターの頃の、後期71トレノ。
1981(昭和56)年の登場です(イラストが間に合いませんでした)。
FFサニーなんか描く気になりません(笑) ・・・
サニーはこの年、FF化されますが、なんかパルサーとの兼ね合いがややこしかったですね。
本日は、久方ぶりのまいこサン、令和仕様の(笑)32で行きます。
Posted at 2020/12/20 07:13:07 | |
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