
「ハチマルヒーロー Vol.68」好評発売中です。
私のT11見分け方イラスト(笑)も載っております。
最近は、「ノスヒロ」は50年選手(?)、「ハチマル」には40年選手と描き分けてます(芸が細かい ・・・ 爆)。
80年代当初は、日産もやっちゃってました。
1979(昭和54)年末のセドグロへのターボ車追加に始まり、80年には、ド本命のブル・スカGへのターボ車追加でトヨタDOHC軍団に対峙 ・・・ そして、いち早くFF世界戦略車(T11型)の発表と、自動車メーカーらしい進展を遂げていきます。
で、1982(昭和57)年、
小型車市場を独走・快走する910ブルーバードは、マイナーチェンジされ、日産お得意の4ドアピラーレスハードトップが追加されます(画像)。
コレ、スカイラインよりも早いんです(スカイラインはサンイチで4HT登場ですよね)、流石、本家(あ、やめとこ)。
栄光の日産店には、FRのブル、FFのバイオレット(!)リベルタが存在したワケです。
本来なら、このFF・バイオレットリベルタがFR・910ブルに取って代わる算段があったと思われます。
当時の自動車評論家なる方々は、さかんに「お前の時代」よりも「FFの時代」を強調してました(遠い目)。
それは間違いないことなのでしたが ・・・ ユーザーはまだまだジュリーのブルに熱狂してましたね。
哀れ、「710」を冠した日産社長(副だったかな?)お気に入りの「バイオレット」は ・・・ サブネームを付けられ(スタンザはFX、オースターはJXだったのに、なぜリベルタ?)、82年には消えてしまいます(泣)。
代わりに「リベルタ」は「リベルタビラ」というパルサー系ワッフルカーとして、格下FFになってしまいます(大泣)。
まぁ、好調とは言え、次のブルがFFというのは目に見えてましたから、
FFブルと同じレンジのFFバイオレット(リベルタ)があるのは ・・・ ってことでしょうか。
82年は、トヨタがビスタ・カムリ、マツダがカペラと、このクラスにFF車を投入してくるワケなんですが ・・・
こっちもユーザーは広い室内のFFよりも、マークⅡブラザーズに熱狂してしまうんですよね、あ、FRにね。
前にもブログりましたが、FF車をうまく販売展開できなかったのが、現在に至ってますよね。
T11型は、本当に ・・・ でした(しみじみ~)。
Posted at 2021/10/06 06:05:49 | |
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