
トヨタ初FFは、ターセル・コルサ。
1978(昭和53)年発売のこのクルマは、82年にモデルチェンジを受け、カローラⅡを加え三つ子車になります(画像)。
タイトル通り、まだ、エンジン縦置きFFです。
我らが「技術の日産」は、70年に横置きFFのチェリーを発売しています。
FF化の流れが強まった80年代は、ニューFFは、ほとんどがエンジン横置きで出てきました、ファミリアもパルサーもね。
老舗シビックは、もう横置きの2代目になっています。
なので、昨日ネタのように、
エンジン横置きFFについて、トヨタは一クラス上のビスタ・カムリからでした。
まぁ、大本命カローラのフルチェンジを来年に控えてましたからね。
この大衆車クラスFFは、カローラよりも格下のターセル・コルサに任せてた感じでした。
で、FF開発に出遅れ感のあった(私感です)トヨタは、まずエンジン縦置きFFから始めたワケです。
でも、そこはトヨタ。
2代目は、FFファミリアに似てしまったソシリは受けてましたが ・・・ 構造が全然違うんだけどね、ファミリアは横置き ・・・ ケッコウ売れたんです。
また、縦置きFFは、パートタイム4WDを作りやすいので、スプリンターカリブなんてRVっぽいのも作りましたね(遠い目) ・・・ まだ、4WDがそれほど普及していなかった頃です。
ターセルはビスタ店、コルサはトヨペット、カローラⅡは当然カローラ店、で、カリブはオート店。
見事にディーラーの文化を花咲かせてましたね、流石トヨタ。
で、画像のテニスギャル(マッケンローがCMやってたね)の掛け合い。
カローラⅡにはセダンボディはありませんでした ・・・ だって、カローラがあるからね。
さぁ、来年83年はカローラが、84年にはスターレットが横置きFF化されていきます ・・・ トヨタは逆からいったんですね、FF。
Posted at 2021/12/02 06:30:17 | |
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