
1983(昭和58)年2月、
ついに、スカイラインRSにターボが載ります。
ツインカムターボについては、
すでにトヨタが、前年にセリカ3兄弟に1800cc・3T-GTEU、グロス160馬力が市場に登場させていました。
ターボ武装されたFJ20ETは、空前のグロス190馬力!
こっちはニセンターボですね、
しかも16バルブターボ(トヨタのは、2バルブでした)。
「どうだまいったかぁ~」って言わんばかりのキャッチコピーは、
「史上最強のスカイライン」でした。
当初のチラシなどには、「190馬力の意味」がとうとうと述べられていましたね(遠い目)。
「あのGT-RのS20型、直列6気筒24バルブユニットを超えるパワー」が、「史上最強」の証でした(こういうのじーんとくるんですよね、好き者には)。
5ナンバー車ではスカイライン(シルビア・ガゼールにもですが)、
3ナンバー車はZ31・フェアレディZ。
「パワー競争」と呼ばれた当時の風潮にピリオドを打った年でしたね。
ただ、ユーザーはこの日産の全面勝利に、余りついて行かなかった印象です。
この後、やってくるのは ・・・ あの「ハイソカーブーム」でしたね。
Posted at 2022/07/29 05:52:08 | |
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