
「またか」と思われる常連読者さんもみえると思いますが ・・・ 免許を取って、まず、憧れたのは、セリカとスカGでした。
で、今回はセリカ(初代)について ・・・
「辰年」だしね(汗&笑)。
セリカには、「飛龍」のバッジが付いてました。
で、画像の上下を見れば、セリカ(通称「ダルマ」)とセリカLBが似て非なるモノというのが分かります。
特に、フロントの車幅灯付近に注目してください。
ダルマが車幅灯とバンパーが「く」の字のようになっているのに対し、セリカLBの方はほぼ真っ直ぐになっています。
で、今回はセリカLBより先に出たダルマについて。
1970(昭和45)年12月に発売されたダルマは、まぁ、形状は ・・・ 2ドアハードトップ・ノッチバッククーペでしょうね。
ただ、「クーペ」とも「ハードトップ」とも名乗らず、「セリカ」(「未来の国からやってきた」ときましたね)と称しました。
日本のクルマ社会の多様化を促すようなジャンル「スペシャリティカー」を開拓します(この2年ほど前には「ハイオーナーカー」というジャンルでコロナマークⅡが登場してました)。
で、ド初期のダルマは、テールランプが「赤」一色でしたが、
保安基準の変更で、1972(昭和47)年8月に、オレンジのウインカーに変更され、テールランプが2分割されます。
同時に、給油口が左リヤクォーターへ移されます(ド初期のは、スタンドのバイト泣かせの、リヤバンパー上の真ん中)。
で、この時に、ハード派の「GTV」が追加されます。
で、画像下のセリカLB(バナナテールタイプ)は、1973(昭和48)年4月に追加投入されます。
ワカバの頃、めっちゃ憧れたのは、このセリカLBでしたね(遠い目)。
18R-Gの「2000GT」も新たにラインナップに加わりました。
ダルマが5人乗りに対して、セリカLBは4人乗りでした。
で、HTのように見えますが、リヤウィンドゥははめ殺し(汗)。
セリカLBは、ダルマGTVの後の登場にもかかわらず、なぜか給油口は、ド初期ダルマと同じで、リヤバンパー上の真ん中。
で、ダルマの方は、1974(昭和49)年1月にセリカLBの「顔」に変更されます。
ダルマのデザインのバランスが ・・・ でしたね(私感ですが)。
これの背景には、排ガス規制対応があったのでしょうね。
で、セリカLBのマイナーチェンジでもあった、1975(昭和50)年10月の大幅変更で、全長+25㍉、全幅+10㍉、ホイールベースも+70㍉に拡大されました(これは、もう、フルチェンジですね)。
このマイナーチェンジで、昭和50年規制対応になります(18R-GUで130馬力にパワーダウン、でも、DOHCは残しました)。
Posted at 2024/01/17 00:04:40 | |
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