
コッチ(画像)の方が一番手だったでしょうね。
80年代のパワーウォーズのクルマでしたからね、スーパーチャージドツインカム16エンジン「4A-GZE」。
マツダがファミリア4WDでテンロクツインカムターボを選択したのに対し、トヨタはMR2のみにスーパーチャージャーを与えました ・・・ AE92(レビン・トレノ)はまだ登場してないですね。
ターボもスーパーチャージャーも「加給」です。
ターボが排気圧によって加給を行うのに対し、
スーパーチャージャーはエンジンのクランク駆動出力を利用する加給で、ターボよりも出足が良いと言われています。
それによって、MR2スッチャは馬力でネット145(NAはグロス130馬力)を獲得します。
それよりもトルクの向上でしょうね(ターボもですが)。
ネットで最大トルク19.5kgm/4400rpm(NAはグロスで15.2kgm/5200rpm)。
太いトルク特性のエンジンはATとの相性が良いんです。
「都市伝説」かもしれませんが、ジャパンターボはATの方がMTよりもゼロヨン早かったって噺ですよね。
加給エンジンの広がりによって、走り方も変わってきた記憶です(私感です)。
タコメーター注視して適切なギヤを選ぶという、80年代以前のDOHC乗りが時代遅れ感が出てきた印象です。
ま、AT技術の向上もそれを助けますけどね ・・・ もう、アクセルペダル踏みっぱなしでGO!って感じ。
今なんかもうほとんどATか2ペダルで、「MTがぁ・・・」なんていうのは爺のノスタルジーになってしまった(淋りーん)。
MTのやり甲斐があったのは、いすゞジェミニZZのテンロクとトヨタの3S-Gではないかと思います ・・・ この二基は扱ったことがあるので(汗) ・・・ 他車のDOHCは乗ってないかなぁ(あ、でも80年代最後に出てきたユーノスロードスターのテンロクも好印象)。
か細いトルクをMT操作でカバーするんですよね。
トルクフルなエンジンは、大ざっぱなギヤシフトにも寛容です ・・・ だから、BNR32はいきなりワカバでも乗れたワケで(トルクの化けモンでしたからね)。
つまり、「パワーを使い切って乗る」から「トルクで乗る」という感じに変わってきたということかな(曖昧ぃ~)。
もう「純内燃機関」は絶滅危惧種になっていくから、モーターが介在してくるモノは素直にATを選ぶのが賢明かと思います ・・・ かつて、ホンダがCR-ZでMTを出していたけど、あれならATで十分だと思いました(遠い目)。
Posted at 2025/05/04 00:02:34 | |
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