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2025年07月19日 イイね!

このシルビア(&ガゼール)の販売戦略は巧みだった

このシルビア(&ガゼール)の販売戦略は巧みだった3代目シルビアは1979(昭和54)年春の登場です。
このことは何度かブログってますが ・・・ 毎度首をかしげたくなるような売り方をされるのですが ・・・ この代だけは感心しましたね(遠い目)。

で、ガゼール(画像上)を伴っての登場でしたが ・・・ ね、ガゼール、ちゃんとトレードマークまでこしらえたのに ・・・ ライバル・トヨタセリカ(2代目)に真正面からぶつけてきました。
この時のセリカは、そろそろマイナーチェンジが見えてきた頃でした。

スペシャリティカーらしく、そのボディタイプは2種類(2HTと3HB)で、ライバル・セリカとほぼ同じ(セリカのクーペはHTではなくなってる)。

で、当初、2HTモデルだけで勝負に出たんですね。
もう登場時には、3HBは完成していたとのことです。
で、この2HTだけでもセリカと良い勝負になったんです(販売台数ね)。

そして、セリカのマイチェンのタイミングで3HBを投入したんです。
セリカは「DOHC」を全面に対抗しますが、あの2代目はスタイルがあまり受け入れられなかったようで、直線基調のシルビア&ガゼールは売れていくんです。
この頃のシルビア&ガゼールは、ニセンと1800ccのツインプラグのZエンジン。
2年後の1981(昭和56)年のマイチェンで、Z18ETのターボモデルをラインナップに加えます。
この頃は、「ターボは日産」と唱って杉真理さんのコマソンとともに、トヨタツインカム軍団に挑戦していきます。
さらに、1年して1982(昭和57)年に、スカイラインRSに搭載された4バルブDOHC・FJ20Eを加えます。
スパルタンなRSとラグジュアリーなRS-extraの2グレード。
ただし、この「RSシリーズ」は2HTモデルだけに追加でした ・・・ 人気の3HBには搭載は見送られました。
画像下は、格子グリルなのでシルビアのRSです、多分 ・・・ RSにはサイドボディに派手なストライプが入ります(当時の日産車の流行りですね)。

そして、1983(昭和58)年には4代目(ガゼールは2代目)に移行するワケですが ・・・ 販売面ではセリカを圧倒したんですが、思わぬ伏兵がいたんです。
それが、ホンダプレリュード(2代目)。
このこじゃれたFFクーペがスペシャリティカー市場を席巻していくんです。

4代目のS12型って資料室にないんです(汗)。
日産伝統の4独を見直して、FJはターボを付けて本格的に出してきたのに ・・・ 販売は苦戦したようですね。
大パワーを受け止めるFRとして魅力的だったのに ・・・ ね。
クルマの開発は難しいんですよね~。




Posted at 2025/07/19 00:00:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | 旧車ネタ | クルマ

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