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P.N.「32乗り」のブログ一覧

2025年03月07日 イイね!

若い方のために ・・・ セブンスGTSのオートスポイラー

若い方のために ・・・ セブンスGTSのオートスポイラー最近、空気抵抗Cd値なんて言わなくなりましたね ・・・ SUVがゴロゴロ走る今はそんの関係ないか(あはは)。

セブンススカイラインの2ドアスポーツクーペは、Cd値0.31と驚異の数値でした(スポーツカー並みですね)。
で、当時、ファンを喜ばせたのが、「世界初」と唱った(セブンスはとにかく「世界初」がお好き)、「GTオートスポイラー」でしたね(画像、フロントバンパー下)。
これが空気抵抗低減に一役買ったんです。
コレは、リヤスポイラーとセットオプションで、ツインカム&同ターボモデルに装備されました。

若い方のために ・・・
GTオートスポイラーは、車速感知式電子制御可変スポイラーで、
車速70km/h以上になるとダウンし、50km/hで格納される。
もちろん、マニュアル操作もでき、センターコンソールのシーソー式スィッチで操作できました。
ダウンするのが70km/h、アップするのが50km/hと、20km/hの差をもたせたのは、ダウンとアップを繰り返す領域を作らないための方策でした。
「低速でも出しっ放しにできる方が良いのでは」という意見は、開発段階では出たそうですが、「より速く、安全に、気分よく」をテーマとするGTSだから、空気の影響の少ない時はダウンさせても意味がないということで、上記のような設定になったということです。
前述の「0.31」は、ダウンした時の数値です。

コレを全面に出したテレビCMは ・・・ やっぱ、いかしてましたね。
やはり、スカイラインはこうでないとイカンのでしょうね(遠い目)。
「走り」にこだわった装備が、あのもや~っとした「ソフトマシーン」広告展開を吹き飛ばしました。

が ・・・ 翌1987(昭和62)年、GTS-Rが限定発売されると、
ケッコウ、この仕様にする方、いましたね ・・・ ドデカ固定式スポイラー。
このGTS-Rは、ツーリングカーレースに参戦していきます。
GTS-Rは、勝ったことも敗れたこともありました ・・・ 
この「敗退」がBNR32への開発目的になりましたね。
そのお噺は、また、来年にできればと思います。

でも ・・・ スカGは、ツーリングカーレース(サーキット)なんだよね。
ラリーとかジムカーナなんかは ・・・ 違うんだよね。
オールマイティなクルマは「ない」ってことです。

さぁ、港・四川(おすすめスポット参照)の壁、「1986(昭和61)年」をイラストで振り返っていきましょうね(ほのぼの~)。
Posted at 2025/03/07 00:00:52 | コメント(8) | トラックバック(0) | 旧車ネタ | クルマ
2025年03月06日 イイね!

コレ(画像)でトヨタニューカマーと戦うのはキツイかな

コレ(画像)でトヨタニューカマーと戦うのはキツイかな前年からですが(汗) ・・・
1985(昭和60)年、日産は新しいスカイライン(セブンスのことだよ)にハイソカー的な性格を持たせます。

この時、トヨタは、マークⅡを「コロナ」から独立させ(GX71ね)、ツインターボなる「GT」をラインナップに加えてました。
すでに、先代(GX61)でハイソカーブームを引き起こしていたので、GX71は円熟の域に達してますね。
「白のGX71」、バカみたいに売れました。

この時、日産には、スカイラインとローレル、クーペのフェアレディZとレパードがありました(遠い目)。
1983(昭和58)年に「これからはV6だ」という感じで、トヨタ直6に対抗しようとしたんですが ・・・ この路線が、フラフラし始めます。
なんせ、スカイラインGT(直6FR)があるからね。

で、まず、ローレルを直6とV6の二刀流でデビューさせ(C32ね)、
セブンススカイライン4ドアを先行発売しました。
もう、ほとんど5ナンバーフルサイズ、誰が見たって、マークⅡ兄弟を念頭に開発したというのが明確でした。
で、あのワケの分からない「都市工学&ソフトマシーン」広告。
市場は正直でした、「No!」を突きつけます。
で、出てきたのが、1986(昭和61)年5月の、
2ドアスポーツクーペGTSシリーズでした(画像)。
4ドアベースなので、全長4660㍉×全幅1690㍉、ホイールベース2615㍉、かなりデカイです(画像)。
まぁ、デザインは好みが出ますが、リヤのオーバーハングが凄いよね(コレならゴルフバッグも楽勝かな)。
画像にもあるけど、ボディ剛性を考えたセンターピラー付きの2ドア、
ハードトップはなくなります、欲しい人は4ドアへどうぞって感じ(笑)。
CM展開もハード路線に戻ります。
で、スカイラインにスポーツイメージをオーバーラップさせるファンにとっては、「これぞ本命」というモデルでした。

しかし、この時のトヨタが凄かった。
GTSが出る前、1月に2代目ソアラ、2月にスープラが出てきます。
3リッターターボはネット230馬力、2リッターツインターボはネット185馬力 ・・・ ソアラはキープコンセプトながら丸みを帯びたニューデザイン、セリカXXから独立したスープラはアメリカンタイプのビッグハッチバッククーペ。
上手いよね~、ニューカーにはニューエンジン、ニューサスだもの。

他方、売り方のあまり上手くない日産 ・・・
セブンススカイラインについては省略(笑)、
Zは、マイナーでV6・4バルブNAを追加するし(もったいない)、
レパードは、好きな方は大好きだけど、これも「ソアラを横目で」って感じで、コレにはV6・4バルブNA。
このデザインなら ・・・ RBでしょう。
シルビアなんか、マイチェンでFJやめて1.8ツインカムターボだもん、おまけにガゼール廃止。

思えば「名ばかりのGT達は、道をあける」で、日産を本気にさせたトヨタ、
大人げないパワーウォーズを繰り広げる中で、日産を圧倒していきます。
80年代の最後にあの日産サンニーコンビが出てくるまでは、「販売も技術もトヨタ」だったよね、お気楽ユーザー側から見れば(汗)。

あ、私感ですよ、個人的に思ったことです(汗)。


Posted at 2025/03/06 00:00:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旧車ネタ | クルマ
2025年03月05日 イイね!

31ZRが吼えたんだもん、スカGだって ・・・

31ZRが吼えたんだもん、スカGだって ・・・・・・ て、思うよね(遠い目)。
1985(昭和60)年8月に発表されたセブンススカイライン4ドアシリーズは、徳大寺御大ですらベストチョイスを迷わせました。
新しい2.8リッターディーゼルではってとこでしたね。
「スカGにディーゼルはないか」って感じで無理無理絞り出したのが、OHCターボ(グロス170馬力)だった記憶です。

この年、トヨタのマークⅡ軍団は、ツインターボを追加してくるので(こっちのはしっかりパワー出てた) ・・・
しかも ・・・ 日産はよくこういうことするんだけど ・・・
「V6ターボ」で勝負に出たハズのZ31フェアレディに、直6のRB20DETを追加投入するんです。
スカイラインニセンGT-RのS20エンジンもそうでしたよね。

画像・フェアレディZ200ZRですよね、10月でした。
ただし、コッチのRBは、セラミックターボでインタークーラーはエンジン上部に載ってた。
コレは、グロス表示ではなく、ネット180馬力。
セブンス4HTのは、世界初技術(これが・・・ね)てんこ盛りで、メタルターボでインタークーラーは助手席側フロントバンパー下で、グロス210馬力。
先代のRSターボCのグロス205馬力を超える必要はあったんですよね、でも ・・・ まぁ、しつこいかな(あはは)。

ニセンZRのは、吼えたんです。
しかも、バカっ速。
車重がセブンス4HTよりも200㎏ぐらい軽かったこともあったけど、
「これが、あのRB20DETか」って感じでゼロヨン16秒を軽く切っちゃうんですよね。

で、1986(昭和61)年5月に追加された2ドアスポーツクーペGTSは、セラミックターボで登場するんです。
コレは、昨日ネタのイラストにあるように ・・・ 吼えたんです(あはは)。

GTSからは、ネット表示でしたね。
これもセブンススカイラインにとっては「ネガ」でしたね。
ニセンZRと同じネット180馬力(グロスだと210はいくよね)、
カタログだけ見てるふつ~のオヤジには、「なんだ馬力落ちてるがや」ってなっちゃうんですよね ・・・ クルマウマシカオヤジは大丈夫だったけど。

トヨタは、2代目ソアラ&初代スープラ、MR2スッチャ、セリカGT-fourと矢継ぎ早にハイパフォーマンスカー出してくるんですよね。
「やばい」って思っただろうね、日産 ・・・ 今、どう思ってるのかな。



Posted at 2025/03/05 00:02:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旧車ネタ | クルマ
2025年03月04日 イイね!

令和8年港四川の壁 ・・・ そのとき、精悍。

令和8年港四川の壁 ・・・ そのとき、精悍。来年、40年を迎えるクルマたちを描きます。
港・四川(おすすめスポット参照)のイメージに合う、この年のクルマは、コレ(画像)を選びました。
セブンススカイラインの2ドアスポーツクーペGTSですね~(遠い目)。

前年に発売された4ドア(セダン&4HT)モデルは、「ついに、直6の4バルブDOHC、しかもターボ版もある」という前評判を大きく裏切りました。
トップモデルでも(つまり、24バルブターボでも)、シビックやハチロクに遅れをとるという始末(汗)。
徳大寺御大の名著からすると ・・・
「日産は、隣がハイソカーで売れているからと、軽くスカイラインのキャラクターを変えた。これではダメなのだ。スカイラインというクルマは、もともと確固たるキャラクターを持っていたのだから。 ・・・ その長く保たれたよいイメージを自ら捨ててしまっては、元も子もない。」

で、翌年に出してきたのが、このスポーツクーペなのです。
この間には、櫻井さんからバトンタッチされた伊藤主管の涙なしでは語れない苦労があったワケですが(コレ、くどいほどやってますね)、
私らお気楽ユーザーには、あのもや~とした「都市工学」CMから、
一変、バンドバージョン『エリーゼのために』をBGMに、バンクに表れる黒・灰ツートンのGTSの格好いいこと ・・・ それに「おぉ」となりました。

すでに4ドアデビュー時には、できあがってた(らしい)2ドアクーペ。
そのフロントには「GT-R」のエンブレムがあったとか。
「伊藤さんはシャシー屋でしょ」とエンジン部門から言われながらも、
「このままではスカイラインが死んじゃうんだよ」とRBのツインカムエンジンに大ナタを振るいます。
御大のお言葉、借ります ・・・
「大きく重い。そして、エンジンの特性が合っていなかった。これだけネガティブなファクターがそろっていながら、それをチェックせず、市場に出してきてしまったことをメーカーの日産は反省すべきである。」と。
それを伊藤主管は、2ドアで取り組んだワケです。
Z31ニセンZRと同じセラミックターボエンジンにして(なぜかZ31のRBは吼えたんです)、
「GT-R」を「GTS」に替えてね。

このGTSは、4ドアがゼロヨン16秒に遠く及ばなかったのを、16秒を楽に切る力を身につけて登場するんです。
1.5㌧に迫る4ドアに比べて、100㎏以上の軽量化も図ったからね。
で、ハードに振ったCMでは、あの、皆さんご存じのギミック・オートスポイラーがカパっとお披露目されるんです。
そして ・・・ 「そのとき、精悍。」でしたよね(あはは)。

スカイラインはHTという方には、HTではなくなったけど(まぁ、時代)、これぞスカイラインという思いになったんでしょうね。
遅ればせながら、4ドアにも「GTS」が追加されます、4ドア派にも納得の一台がやっとこさ提供されるワケです。




Posted at 2025/03/04 00:00:38 | コメント(5) | トラックバック(0) | 旧車ネタ | クルマ
2025年03月03日 イイね!

名優ジーン・ハックマンさん、逝く(合掌)

名優ジーン・ハックマンさん、逝く(合掌)若い頃、好きな俳優さんでした。

アメリカンニューシネマの傑作『俺たちには明日はない』で、ボニーとクライドを裏切る重要な役で注目され、スター俳優へと(遠い目)。
印象に残る役が多かったですよね。
『フレンチコネクション1・2』では、ハリー・キャラハンと並ぶポパイ刑事を熱演、『1』ではオスカー主演俳優に(個人的には、見事に物語をおさめた『2』が好きでしたが)
パニック映画の先駆けとなった『ポセイドン・アドベンチャー』では、献身的な牧師さん役が光りました(凄いよなぁ、神に抗議するんだよなぁ、身を挺して)。

でも、何と言っても、『スケアクロウ』(画像)ですよね。
『真夜中のカーボーイ』と双璧の男二人のロードゴーイングムービーでしたね。
コレは、カンヌを穫ったんでしたよね。
冒頭の煙草の火を点すシーンは、何度見ても良いですよね。
五輪真弓さんの『煙草のけむり』と、この『スケアクロウ』の冒頭シーンで、
煙草はマッチですうものって刷り込まれました(しみじみ~)。

で、『スーパーマン』の悪役・レックスルーサーも軽妙に演じてましたね。

もう一人の、お気に入り俳優ジャック・ニコルソンさんと似た経緯なんですよね(私感です)。
彼も『イージーライダー』の重要な役で注目され、
刑事ではなかったけど、『チャイナタウン』で粋な探偵を演じました。
で、『カッコーの巣の上で』でオスカーを穫った(かな)。
『シャイニング』では、怖~い役を熱演しましたよね。
で、コッチは『バットマン』で悪役・ジョーカーを好演しました。

若い頃、好んでこのお二人の映画は観てましたね(遠い目)。

若い方ね、
『俺たちに明日はない』(67年)、『フレンチコネクション』(71年)、『ポセイドン・アドベンチャー』(72年)、『スケアクロウ』(73年)、『フレンチコネクション2』(75年)は、観て損ないですよ。

ジーン・ハックマンさんのご冥福をお祈りします(合掌)。
Posted at 2025/03/03 00:00:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画・芸能ネタ | 音楽/映画/テレビ

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「1974(昭和49)年デビュー時のさんまるカローララインナップ http://cvw.jp/b/1590601/48747490/
何シテル?   11/04 07:16
P.N.「32乗り」です。よろしくお願いします。 家族用・仕事用にカングービボップも使い始めました。 2018(平成30)年6月15日、カングービボップから...
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