
港四川(おすすめスポット参照)に現実的に通えない方のために公開しているイラスト、来年用の最後です(画像)。
販売で圧倒的に優位に立ったトヨタですが、やっちゃいますね。
2代目のFFカムリ・ビスタですね。
この代のエポックは、エンジンでしょうね。
ニセンの直4DOHC4バルブ、3S-FE(もちろん、横置き)。
あ、若い人ね、「え? ニセン4バルブなら3S-GEがあるでしょ」とお思いでしょうが、「F」の付くDOHCを出してきたんです。
パワーは「G」の付くDOHCよりも抑えられ、ネット120馬力 … この時代、ネットとグロスの併記がされていて、先発の3S-GEはグロス160馬力(ネットだと140ぐらいかな)。
この代になって、3S-GEには「GT」が付けられました。
3S-FEは「VX」がメインかな(曖昧ぃ~)。
FF初代には、途中で追加された3S-GEモデルは「VX TWIN CAM」とか「XS TWIN CAM」とかでしたが、2代目では「GT」を名乗らせました。
これは、トヨタとしては常套手段でしたよね … 一部の例外(レビン・トレノとか、GSSとか)を除いてね。
「DOHC」搭載モデルには「GT」、それがトヨタ。
2代目後期セリカで、あの「名ばかりのGT達は、道をあける」路線で大々的にアピールしてきましたよね。
それは、「ツインカムを語らずにGTは語れない」なんて文句にも表れています。
で、3S-FEは立派な4バルブDOHCです。
でも … 「GT」は名乗らせませんでした。
それは、「G」の付くDOHC搭載モデルがあったからですね。
この後、トヨタ的に、エンジンはこの「F」の付くDOHCが下のクラスにも採用されていきます。
「DOHC=GT」があてはまらなくなっていきます。
これ以降、トヨタ車から「GT」グレードが消えていきます、
「ツアラー」とか「グランツア」とかね(曖昧)。
あれだけ「GT」にこだわったトヨタが、「GT」を消していくんです。
今は、86は「GT」を名乗ってるのかな? 別の会社のエンジンだけど。
時代は変わり、4バルブDOHCも「高効率」を求めるようになっていきますね。
画像のように、ハイパワーターボFF車に対して、思ったところがあったんでしょうね、きっと(あはは)。
あ、画像のアスカイルムシャーは、登場は1985(昭和60)年です。
過激でしたね(遠い目)。
だけど、そこは「トヨタ」ですから、「G」の付くFFハイパワーも用意してるんですけどね(痒い所に手が届く、トヨタ商法)。
前輪に駆動も操舵も託すFFには、「F」ぐらいのDOHCで良いんじゃないかって言いたかったのかなぁ(私感です)。
そうそう、この「F」の付くDOHC、「ハイメカツインカム」って呼びましたね。
トヨタでも、やっちゃうんです(私感です)。
Posted at 2025/09/10 00:00:44 | |
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