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智海寺の奥山のブログ一覧

2017年07月30日 イイね!

再びRCA自作

少し前にカーステ用にRCAケーブルを自作したら案外簡単だったのに味をしめて、ホーム用に使っているケーブルの代わりも作ってみようかなどと思い立ち、勤務明けに秋葉原へ行ってきましたw
とはいえ、到着したら夏の日の暮れですから既に七時とかで、個人商はまず閉まっているのは明白だったので、久しぶりに新宿方面を散策してきました。

最近カミソリに凝り出したせいで、昔ながらの板っぺらの両刃カミソリを使うようになったのですが、
一番簡単に手に入るフェザーの刃があまりにも鋭すぎて血だらけになってしまうので、せめて簡単に剃れるように別なメーカーのものが欲しくなり、東急ハンズで購入。
両刃カミソリの高級品ミューレのホルダーも見てきましたが、ちょっとまだ早いと思ってやめました。

そのまま中央線で秋葉原へ移動。
時間も時間だったのでケーブル自作の材料を売ってる場所なんてもう旧秋葉原駅貨物ターミナル跡地のあのでっかい所しかないじゃないですか。
ケーブルに合うプラグを探さないといけなかったので現物が見たかったのですが、事前に想定していた通りの組み合わせができそうだったので衝動買い。

今回のケーブルNanotec systemsの#211という切り売りラインケーブルです。
本当はプラグ付きのものが出ているのですが、それぞれ単品で買って仕上げると結構安く上がるということで、その完成品と全く同じプラグを使いました。

プラグはFURUTECHのFP162Gという金メッキRCAプラグです。別にどうということはない、極一般的なRCAプラグです。変に部品屋でああだこうだと悩むよりも確実でしょうから、この際4個入り3500円は気にしないことにしました。
ケーブルの太さも全く問題ありません。

このケーブルは結構最近発売されたそうですが、個人的にも話題のPC triple Cを使ったケーブルです。
量産化に難があるのか、新導体の中でも高止まりが続いているPC triple Cですが、スピーカーケーブルではなかなか良心的な価格で出しているメーカーもあり、一方でなかなか採用メーカーが出てこない事もあり、作り手側の評価は皆目想像がつきませんです。
とは言いつつも肝心の音では今のところ好感触ですから、是非ともラインケーブルで試したかったというのが一番の選択理由です。

そして是非とも、もう十年来の付き合いになる我がリファレンスRCAケーブルであるAT-RA5000ANVに引導を渡して欲しいという願いも込めての、Nanotec社最上級ラインケーブルのチョイスです。

ネジ締め式プラグといい重量級スタビライザーといい別格の雰囲気を持つAT-RA5000ANVですが、驚いたことにノーマルのRA5000はまだaudio-technica社のラインナップでは残っています。
意外だったのはPCOCCを使っていないこと。購入当時はとにかく足を引っ張らないのがいいという理由で、買える限界だったこのRA5000ANVを小遣い全額注ぎ込んで買ったのでした。
未だに当時の金銭感覚が恐ろしいです。
そんなハイスペックモデルも老いには勝てず、サビやら痛みも来ていますが、入っているのかいないのか存在を消しているため目立ちませんが、上が良くなればそれを素直にそのまま受け流し、一切の邪魔になっていないところを見ると、まだまだ現役で行けそうです。

RCAケーブルの自作もなかなか手馴れてきたものですが、まあこの手間と仕上がりの質を考えたら、数千円の違いはあって然るべきものなのかもしれません。
まだハンダによる音の違いなんて全然気にならないので、寧ろプラグのメッキのほうが影響が大ですから、それを好きに選べるほうが利点は大きいです。


さて試聴してみますが…
ちょっと物足りない。音が通るのだけれども何だか広がらない。変に高域が飛び出した感じはなくバランスは良いのだけれども…
多少はエージングが必要なんでしょう。

同じプレイヤー同じディスクで、ケーブルをRA5000ANVに替えてみたら、音場が広い広い。単に広いという訳ではなく、妙な広さでもなく、自然な広大さです。其の上で、TCHERNOV IC425やBELDEN 88760なんかとは全然別格のバランスの良さ。
なんじゃこりゃ。欠点が見当たらない。
個人的な音の好みからすると違うんですが、その仕上がりが完成されてしまっているので、好みとか関係なく「良い音」だと感じます。
未だにモデルチェンジすることなく売られているのがよくわかります。

結果、#211はRA5000ANVには勝てませんでした。まあ元の価格からしても別格ですし、無理があろうというもの。
現在エージングしつつ数日経っていますが、音色は良くなってきたもののRA5000に匹敵するような音の広がりは出ていません。

特にCDプレイヤーでRA5000を使うと、単体機の性能を見せ付けられます。
アンプ、プレイヤーそれぞれ10万クラスですが、下手にDAコンバータ通してハイレゾ聴くよりも耳あたりが良いです。

うーん是非ともこれをカーステに放り込みたいです。そうすれば下手にケーブル漁りしなくていいのに。
でも1mしかラインナップがありません。こんなにモデル寿命が長いアイテムなのに。
一方でテクニカは車載用ではRexatブランドを展開していますが、こちらは最新素材やらモデルチェンジやら結構元気にやってますが、ホーム用とは全然開発のベクトルが違うみたいですね。

色々と使ってきましたが、巡り巡ってテクニカに落ち着くのかもしれません。安定感は重要です。
長尺の車載用Rexatもいいかもしれませんが、いっそのことプロセッサーをアンプ近くに入れてしまって、最短距離でRA5000で接続するのも返って安上がりかなと。
DAPとの接続ケーブルはデジタル信号ですからそんなに気にする必要もなさそうですし。
ヘッドユニットという概念がほぼ消滅しかかっている昨今、最早車載という概念も捨ててしまって、アンプも電源部だけ対応させればホーム用が使えるんでないの…とも思いますが。

次に入れる予定のモデルを試したら、もう理想的なものがあった…という話でした。


「トランクに設置したパワーアンプにアナログ信号を入力したい。但しデジタル出力可能なヘッドユニットおよびDAPをソースとし、デジタルケーブルの長さは無制限、またDACは外付モデルを使用することとし、アナログRCAケーブルの長さは1m以内とする。」
一体どうしましょうかね。
Posted at 2017/07/30 05:03:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味

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「アンプボード新調→裏側だった やり直し確定(笑)」
何シテル?   03/17 20:02
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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