3.5輪駆動車！！

普通、エボってのは4輪すべてに駆動力が伝わるもの、らしい。

が、世の中色々あるもんだ。

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今日は少し早めに会社を切り上げて、ここ数日来の懸案であるノックバックの検証としてハブのガタ確認をした。まあ、ガタがあるような、ないような。

で、工場長に電話して、まだ時間に余裕があるので、とれ造さんのホイールを持っていくことにした。ホイールを4本積み込んでいざ発車。

・・・おかしい。ゴーッという音がする。しかし、暖まるにつれて音は消えた。しかしノックバックは相変わらず出ている。そうこうするうちにTFH到着。

どうも納得が行かないので、再度左前を上げてガタ点検。ごくごく微妙ながら、ガタのようなものが感じられた。工場長とも色々原因について議論したが、決定的な結論は出ず。何だか怪しいガタつきをしているのはキャッチできたのだが・・・。

まあエア抜きでもしてみるか、とジャッキアップして左前をバラしてみた。せっかくなのでキャリパとロータも外して・・・っと！！　あとは写真をご覧あれ。

ハブの首が折れて、全く用をなしていなかった。要は、センターのナット1個でホイールが付いていたのである。三菱が折損対策品を色々出した結果、現在供給されている部品はここが折れる傾向にあるらしい。

折損面を見ると、強いＧがかかった時にはズレていたが、完全な空回り状態ではなかった模様。ってことで、動シケ号は3.5輪駆動車になっていたらしい。

思い起こせば、土曜日に本庄を出てからずっとおかしかったので、あの日3本目を走っていたらタイヤ脱落事故になっていた可能性がある。そういう意味では非常にラッキーだった。

TFHにハブの在庫が1個あったお陰で、その場で修理完了。ノックバックなんざ、ゴキゲンに直ったのは言うまでもない。