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以前から気になっていた本を取り寄せてみた。ひたすら鉄道台車の写真が並ぶだけで、興味のない向きには、この上なくつまらない本だと思う。

でも、この世界が気になりだすと、全く止まらなくなる恐ろしさも持っているようで、住金の台車の本を買って以来、まだ？2冊目。

ほとんど2軸ボギー台車ながら、経験工学とも言われる鉄道の世界で、実に幅広い構造形式が存在していて、当然ながら失敗作もある。

言うなれば、ストラットやダブルウィッシュボーンなど車のサスペンション構造ばかりをひたすら掘り下げるようなもの。

地味でも面白い領域は、いくらでもあるといういい例。