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ネットで色々なサービスを利用しようとすると、必ずユーザIDとパスワードの登録を求められることになる。個人認証では新しい試みも最近みられるが、一方で登録済のユーザを特定する方式はいまだにユーザIDとパスワードに頼りっぱなしなのが現状。

登録したパスワードを試しに数えてみたら、現在有効と思われるものだけで71種類あって、とても全部覚えられるわけがない。しかも、誰が言い出したのか、時々パスワードは変更せよ、ということになっていて、サービスによっては90日おきに変更を強要してくるようなところもある。

個別を最適化しようとすると全体では不具合が生じる、という典型のような結果になっているのは間違いない。生体認証とか、もうちょっと使いやすいスタイルが普及してくれないものかと思うが、システムを構築する側から言えば、そんなのは単なるコストアップ要因であって、メリットはないに等しい。

こうして、パスワードの波にのまれる日々はまだまだ続く・・・。