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やはり朝から冷たい雨。こうなったら、暖かい温泉に浸かってみよう、ということにした。今回は箱根湯本温泉で、駅から近いところを選んでみた。

JRのフリーパスで小田原まで往復する作戦で、往路は武蔵野南線回りの臨電があったので、それを使ってみた。俗に言う武蔵野南線は、原則として貨物専用で、府中本町から新川崎経由で鶴見まで出てくる。普段走らない線路だから、と思いがちだが、ずーっとトンネルの中なので、さっぱり面白くない。

チマチマ乗り換えながら小田原着。箱根登山鉄道で箱根湯本へ。と言っても実質は小田急なので、あんまり面白くない。

箱根湯本は、駅も周辺も人だらけで大混雑。国道も果てしない渋滞だった。

温泉は、ちょっと古びた昭和の香り満点の建物で、一応外湯もあったけれど、雨がザザ降りなので実質使えなかった。それでも内湯にしっかり入って、身体はホカホカ、皮膚もサッパリしたから、やっぱり温泉は偉大だ。

昼食は小田原で富士屋ホテルのレストランへ。細やかな心遣いのこもった味で、ホテルらしい食事ができたので満足。

食後は腹ごなし？で大雄山まで一往復。これまでなぜか大雄山線に乗ったことがなかったのだが、沿線の着実な需要がある様子がよく分かった。ただ、増発はできない構造なのがちょっと苦しいところか。

小田原からは踊り子で戻ってきた。結局ずっと雨降りだったけれど、そんなに強くならなかったのは、まだマシだったかも。