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伊豆箱根鉄道は、地元では「いずっぱこ」と言われたりするらしい。大場の本社で新たな獲物か？との情報があって、様子を見に行くというのが「大義名分」。

日中は暖かくなるとの予報で、朝から通勤準急で出発。果たして、獲物は姿が見えず、デビューはまだ先の様子。で、ここから先は「ついで」に？

道の駅に沼津の寿司屋が出店したらしく、早めに行って近海もののネタを中心にたっぷり食べた。安定のおいしさで、満足まんぞく。

そこから国道1号で箱根へ上がって、芦ノ湖周辺で少し休憩。箱根新道で小田原方面へ。

以前から気になっていたカフェへ寄ってみることにした。というのも、国道からよく見える位置にデーンと箱根登山鉄道の107号が置いてあるのだ。

実は、この周辺は鈴廣かまぼこの施設群が並んでいるエリアで、これも鈴廣の企画によるカフェという仕掛け。モハ107の車内がカフェとして開放されていて、ご覧のように車内でお茶できるようになっている。

車内は極力現役時代を維持していて、しかも実際の箱根登山鉄道の車内放送がエンドレスで流れ続けるというマニア対策バッチリのスタイル。場所は風祭駅のすぐ近くなので、入生田の車庫から持ってきたのかと思いきや、出入り道路がないとかで、強羅から持ってきた由。窓からは小田急の電車がキーキー言わせながら走る様子もよく見えて、雰囲気はたっぷりだった。

かまぼこ入りパンとか、電車を模したケーキなど、色々面白いメニューもあるので、また行ってみたいと思う。

帰りは渋滞を避けて早めに戻ったのだが、ちょうど雨雲から逃げ切ったようで、助かった。お疲れさまでした、っと。