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JR小海線のこの地点が、海抜1,375mらしい。止まれの標識のちょうど右側に踏切があって、そこがピーク地点になっている。すぐ近くの野辺山駅は1,345mだから、すでに30mの差があるということらしい。

以前からこの地点には似たような碑が建っているのだが、時々建替えられているのか、デザインと刻まれた文字は少しずつ違っていて、茶色系統の縦型デザインというぐらいがわずかな共通点。また、線路を挟んで反対側には全く違うデザインのJR最高地点の石碑が建っていて、この辺りは結構賑やかになっている。

小海線の列車は遅いだの何だの言われるけれど、実際に沿線で眺めてみると、勾配の割にいい勢いで走っているのが分かる。だから、コンパクトカメラ程度では動態ブレを起こす可能性が高く、撮るならちゃんとした機材で臨んだ方が良さそう。

途中で雰囲気のある駅舎でもあれば、と思っていくつか立ち寄ってみたのだが、小さな小屋程度の待合室だけで、石と土でホームを積んだだけのパターンがほとんどだった。駅舎があるのは拠点駅だけと言っていい。お客さんの数から言えば妥当な線だろう。

まあ、それが逆に小海線らしいところなのかも知れない。