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今日の画像は、近鉄賢島駅の駅舎。2階部分がピロティによってポンと軽く持ち上げられている一方で、深い屋根が見る人に強い印象を与えるデザインになっている。

この駅舎は、建築家である村野藤吾の作品で、他に橿原神宮前駅の駅舎も同氏の作品として知られている。2階部分は建物全体にありそうだが、真ん中の改札口付近は一番上の屋根まで吹き抜けになっていて、リゾート地らしい開放感が演出されている。

建築家が設計した駅舎は時々見掛けるのだが、これだけ堂々としたスタイルは、さすが昭和といった感じがする。

2階部分には、2016年の伊勢志摩サミット記念館があって、当時使用された机や椅子、開催記録などが展示されている。椅子は実際に座れるようになっていて、みんな座ってはポーズを決めて写真を撮っていた。

ちなみに、2008年の洞爺湖サミットでも同様な記念館があって、展示内容も割と似通っている。道南バス洞爺湖ターミナルの上にあるところまで似ているのが面白い。