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先日パンクしたリヤタイヤは、ひとまず修理して走行可能な状態になっている。しかし、このままでいいはずもなく、新品に交換する方向で考えていた。

しかし、どうやらタイヤが納期未定で、いつ入ってくるか見通しが立っていないとのこと。住友ゴムのQ5ではあるけれど、製品は米国製で、事実上の輸入タイヤにカテゴリーされる。

これまでQ5は比較的安定して供給されてきた部類だと思うが、入手できないのでは致し方ない。ちょっと甘く考えていたところもある。

どうしたものかと対策を考え中。

写真では駅名表示が暗くてよく見えないけれど、ここは筑肥線の虹ノ松原駅。風光明媚な区間も多くあって、都心直結なのに味わい深い路線・・・なのだが、実際には国鉄の抱える事情で、とてもそんな気分にはなれない路線だった。

写真にちょこっとだけ写っている車両が103系1500番台。地下鉄直通車両なのに思いっきり安普請されて、お客さんだけでなく福岡市交通局からも煙たがられ、製造から40年以上経過した今、大半は新車に更新されたものの、なお少数が唐津側のワンマン運転用に現存している。

福岡市の車両はATOでワンマン自動運転できるのに、こちらは運転手と車掌が乗務して手動運転。ホームドア連動なんてできるはずもなく、車掌が地上設備を操作。それだけ国鉄の懐事情が悪く、その後も投資回収に苦労するような線区であったことは間違いない。

天神や福岡空港まで直通する列車は、今では数えるほどしかなくなり、以前の非電化の頃のようなノンビリした感じが戻りつつあるのは皮肉な話。

今日の画像は、近鉄賢島駅の駅舎。2階部分がピロティによってポンと軽く持ち上げられている一方で、深い屋根が見る人に強い印象を与えるデザインになっている。

この駅舎は、建築家である村野藤吾の作品で、他に橿原神宮前駅の駅舎も同氏の作品として知られている。2階部分は建物全体にありそうだが、真ん中の改札口付近は一番上の屋根まで吹き抜けになっていて、リゾート地らしい開放感が演出されている。

建築家が設計した駅舎は時々見掛けるのだが、これだけ堂々としたスタイルは、さすが昭和といった感じがする。

2階部分には、2016年の伊勢志摩サミット記念館があって、当時使用された机や椅子、開催記録などが展示されている。椅子は実際に座れるようになっていて、みんな座ってはポーズを決めて写真を撮っていた。

ちなみに、2008年の洞爺湖サミットでも同様な記念館があって、展示内容も割と似通っている。道南バス洞爺湖ターミナルの上にあるところまで似ているのが面白い。

ここ最近、色々とモヤモヤすることが多くて、旅に出たいと思うようになってきた。先月に伊勢志摩へ行ったばかりでしょ、というご指摘は受け止めるとして、でも、行きたいものは行きたい。

なんとか実現できるようにしたいけれど、実現できるかまだ未知数。日程を何日間確保できるかによって行先も手段も変わってくるのだが、少なくとも北海道ツーリングは無理。行先がどこであっても、思い出に残るような旅ができればと、色々思案しているところ。

今日の画像は、横山展望台から眺めた英虞湾の図。霞んでいて今ひとつパッとしない写真ではあるけれど、これぞリアス、というような複雑な海岸線と真珠の養殖筏は、いかにも志摩らしい風景だと思う。

だんだん太陽の角度が高くなってきて、車両を撮影すると、かえって陰影が出てしまう場合もある。夏のトップライトは案外難しい。

ただ、この写真の例では、地面がほとんど白に近くて天然のレフ板のようになり、結果として車両の陰影が良好に除去されている。

正直に言ってしまえば、意図して狙ったわけではない。にしても、太陽の角度を見ながら慎重にアングルを選べば、こんな感じにもできるということだろう。

作例では、ローアングルとの相性が思いのほか良くて、軽やかな感じの写真になった。今後の参考に覚えておこう・・・っと。