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　前回もなかなかおもしろく感じたこのドラマ、第二回も見ました。うーむ、前回同様、良い印象が残ります。ワンパターンながら、転機とはこんなところにあるのか、と感じます。しかし、人生において大きな転機というのはそうそうあるものでもなく、小手先だけの違いでは、人生は大きくは変わらない、というのがこの作者の意見なのでしょうね。同感です。しかし、人生が少しずつ変わる間に、見たこともないような出来事が出てくる、という先週の私の意見は、しっかり無視されています。当たり前ですがね。
　まあ、当分はこのパターンで展開するとして、良いところは出演者が無理せず、のびのび演じているところです。去年の夏に主演ドラマがあった栄倉さんとかいう子も、ここでは主人公の友達という、無理のない位置づけ。そのため、あまり方に力が入っていないのが良いところですね。そのほかの人も同様です。金八７シリーズに出てた人（子）も、ギャグメーカーでよい位置づけですよ。
　そうそう、それはそうと、この舞台の学校は「東京なら中心から２０～４０ｋｍ圏にある、共学の公立高校」という感じですが、こういう学校って、このように充実した学生生活が送れるものなのでしょうか？私の学校とは全く風景が違います。もっとも、男子校だから、というのはありますがね。第一、「モンパチ」が流行った前後の高校生って、たぶん、不景気から「進学しても就職しても良い生活はおくれなさそう」と、沈んでいたのではないでしょうか？自分の頃も、「まだまだ「良い大学に入り、良い会社には入れば良い人生」かつ、第二次ベビーブームで、一年下がピーク期」でしたから、学校の先生には「遊んだら人生終わり」とすら言われてきましたからね。やはり、月９は「絵に描いたこぎれいな風景」と考えておきます。