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2013年02月26日 イイね!

TBS「夜行観覧車」第六話に時間調整を、「滝裕可里」さんに、イライラを感じる

TBS「夜行観覧車」第六話に時間調整を、「滝裕可里」さんに、イライラを感じる ここのところドラマ鑑賞が滞り、録画分が溜まってしまっていましたが、ようやく在庫調整が進んできました。
本日見たのは、TBS「夜行観覧車」です。当初は期待が膨らみましたが、率直に言えば話を引っ張り気味で、話数の進行の割に話の進みが遅いです。もっと話の展開を横に広げ、キャラクターの背景を描くなどすれば良いのでしょうが、のんべんだらりと続いています。

出演者の上でちょっと興味がわいたのが、被害者宅長男の恋人役の「滝裕可里」さんです。
この人の過去のドラマ類への出演は不明ですが、製薬メーカーの「コーワ」のCMに、ここ何年か出演しています。はじめは、虫刺され薬の「ウナジェル」だったかな?清潔感があるのに地味ではなく、ちょっとツンとした感じが魅力的でした。

今期は「鼻炎ジェルカプセル」のCMに出演、「ウナジェル」がちょっと女子大生っぽかったところが、今度は就職して数年のOLさん役です。ストレートのやや茶色の髪が魅力的です。



その一方で、「夜行観覧車」の中では、ストーリーにはあまり影響しない役ながら、キ○ガ○女な感じの役柄で、少々目を引きます。「このシーンはストーリーに影響しないのに、なんでこの人はこんなにセリフがあるのだろう?」という気分になります。年下の登場人物にも、「ちょっと黙っててもらますか?」などと言われてしまいます。もちろん、セリフですよ。

そしてこの滝裕可里さん、関西ご出身とあって、とっても流暢な関西弁で、まくし立て気味にしゃべります。この日の主なセリフは、
「そんなん聞いて、だまってられへんわ」
でした。テレビのお笑い以外の関西人を見たことない人に解説すると、
「そ」が高く「ん」が下がって「な」で上がって「ん」で下がる。「きい」が同じ高さで「て」で下がり、「、」はほとんどなくて「だまって」が平板な発音、「ら」が上がって「れ」で下がり、「へん」でちょっと上がった平板な発音、「わ」で下がる、という音です。(間違っていたらすみません。)

関東の言葉だと、
「そんなこと聞いて、だまっていられるわけないでしょ?」
になるでしょうか。関西弁と関東の言葉では、受ける印象が微妙に異なります。関東の言葉だと「自分の権利を主張した強い抗議」に聞こえるのに対して、関西弁だと若干相手をなじるニュアンスがあるように感じます。

日々関西弁に囲まれている私でも、ちょっと耳にきつく感じます。
Posted at 2013/02/27 01:36:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | テレビドラマ感想批評 | 音楽/映画/テレビ
2013年02月24日 イイね!

ソース焼きそば 132/17X ドリームお好みソース 133/17X 鼓力ソース そしてお好み焼き

 この日は、すでに「定期ソース補充日」となった日曜日につき、ソース焼きそばを食べに行ってきました。



ドリームお好みソース
 甘さが主体ながらも、薄味のソースでした。甘さは控えめです。塩気、酸味、辛さともほとんどありません。非常にあっさりしていて、お好み焼きをおかずにご飯を食べても、ご飯を邪魔しない味と香りです。なるほど、お好み焼きをおかずにするのには、ソースが肝心なんですね。関西らしい味のチューニングのソースでした。



鼓力ソース
 鼓ソースは、大阪南部の名産品である「いちじく」を原材料にしたソースだそうです。甘さの成分が多いのか、炒めることによって一部が苦味成分に変化してしまいました。どちらかというと、焼きそば用として炒めるソースというよりは、お好み焼きやたこ焼きのソースとして使われるよう、チューニングされているようです。塩気は少々で、辛さと酸味はありません。ほんのりクミンの香りが感じられます。焼きそば用には、もったいない結果となってしまいました。



お好み焼き
 最後はお好み焼きにしてみました。ここで気づいたのですが、ソースを味わう場合には、焼きそばを題材にするのとお好み焼きやたこ焼きを題材にするのとでは、評価が異なります。焼きそばはソースも熱しますが、お好み焼きやたこ焼きは熱しません。特に糖質は熱することで変化するんじゃなかったかな??

 いつ食べても美味しいお好み焼きで、焼きそばとはまた違った感じでソースを味わうのでした。
Posted at 2013/03/04 00:20:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | ソース焼きそば | グルメ/料理
2013年02月23日 イイね!

トヨタ オーリス(RS 6速MT) 試乗

トヨタ オーリス(RS 6速MT) 試乗 この日は、たまたま通りがかったトヨタのディーラーにオーリスのRSがあったため、試乗をしてみました。

トヨタ ミドルクラスのハッチバックの歴史
 オーリスとしての歴史は浅いのですが、カローラ系列にあったハッチバック車の歴史と考えると、かなり長い歴史があります。

カローラ/スプリンターLB
 三代目カローラ/スプリンターのモデル途中に、LB(リフトバック)モデルが追加となりました。現在の様なテールゲートが立ったものではなく、クーペとワゴンの中間の位置にありました。現在ならば、「シューティングブレーク」とでもいう分類になるのでしょう。基本をクーペスタイルとしていたため、背が低く、「スタイリッシュな割には荷物が詰める」モデルで、販売上では「新時代のレジャービークル」として売られていました。レジャーやサーフィンなど、車以外の大物を持つ趣味の人向けにされていたようです。後のFF初代ファミリアのように使って欲しかったようですね。途中で2T-GEUを搭載したGTがラインナップされ、人気は高かったようです。

四代目になると、LBは継続されるもののクーペが2ドアから3ドアになり、リフトバックの特色が薄れてしまいました。スタイルも「ずんぐりむっくり」になってしまいました。

五代目では、レビン/トレノにリフトバックが、カローラとスプリンターにも5ドアハッチバックがあり、さらにモデル中には、今回のオーリスの直接の祖先にあたる「FX」が追加されました。4A-GELUが搭載され、エアロパーツとともに若々しいスポーティーなイメージをまとっていました。ファミリアのヒットの影響もあったのでしょう。ところが当時は、現在ほどハッチバックが認められておらず、いっときのヒットにとどまったようです。

六代目ではFXを除いてリフトバック、ハッチバックとも廃止、七代目はセダンやクーペ系に遅れてFXが追加されましたが、短命モデルに終わってしまいました

八代目ではハッチバックモデルはラインナップされていませんでしたが、レガシィに端を発するステーションワゴンブームにより、七代目のワゴンが大ヒット、八代目のスプリンターカリブがそこそこに売れたためか、日本人に「テールゲート」の存在が認知されるようになりました。

そして九代目では5ドアハッチバックモデルの「カローラランクス」「アレックス」が登場しました。なかなかまとまったスタイルで、当時すでに「年寄り車」とされていたカローラセダン系よりもCMが放送されていました。柴咲コウがイメージキャラクターだった末期モデルのCMは、結構印象的でしたね。いわゆる「ツンデレ」キャラクターとしては、柴咲コウが先駆者だったかもしれません。しかも、2ZZ-GEという可変バルブタイミング&リフトのエンジンとMTのモデルもあり、今でもなかなか注目のモデルですよ!

十代目では、5ナンバーモデルと低価格を目指した「カローラアクシオ、フィールダー」系列と決別、海外のカローラと共通点が多い「オーリス」として再出発しました。当時は「一般の車が好きでない人にも好かれるように」と、車よりも「リス」を前面に押し出したCMで、一体何のCMかわからない有様でした。社外コンサルタント会社の悪事かな?モデル途中に社長が交代、打って変わって前後のランプやバンパーの形状がシャープになり、MTモデルも追加したのでした。

そして今回のオーリスは、旧型の後期モデルの特徴をさらに推進し、しかも廃止となった「ブレイド」の2400ccモデルの後継としての位置づけも担い、VWゴルフなども視野に入れた力が入ったモデルとなりました。そのイメージリーダーとして「RS」があり、MTのみ、後輪のサスペンションは独立懸架と、まるで別モデル扱いとなっています。

エンジン
 このRSは、2ZR-FAEバルブマチックエンジンを搭載しています。最高出力は144馬力、最大トルクは17.6kgf・mです。同じエンジン型式を搭載する180Gというグレードもありますが、RSは180Gに対して無鉛プレミアムガソリン仕様とされています。最高出力は1馬力増し、最大トルクは0.8kgf・m程高くなっています。今日では燃焼についての解析が進み、レギュラーガソリンでもノッキングを防ぎつつ十分なトルクを発生できるようになったことなどから、増し幅が小さいのでしょう。おそらく、レギュラーガソリンのオクタン価が95オクタンである欧州仕様のエンジンをそのまま持ってきたのかもしれません。

 いざ乗ってみると、低速トルクかアクセルペダル開度が小さい時のエンジンのピックアップが良くありません。コロナの感覚でアクセルペダルを踏まずにクラッチをつなごうとしたら、1回エンストをしてしまいました。高圧縮比化は低回転域のトルク増大に大きな効果があるはずなのですが、一体どうしたことでしょう。アイドル回転のままクラッチをつなぐことは、試乗中はできませんでした。

 空吹かしをしてみると、アクセルペダルの開度が小さい領域で、エンジンの吹け上がりが鈍くされている模様です。こうすることで、走行中はエンジンの無駄な吹け上がりが抑制され、燃費が向上するのかもしれません。また、実際にも低回転域のパワーはそれほど強くは感じませんでした。

 走行中は、2500回転を越えるとエンジンはやや元気になります。マフラーからは、「ムワーン」といった音質の快音が聞こえ始め、3000回転以上ではエンジンから「ドゥルーン」といった音質の獰猛な機関音が聞こえます。ピックアップは結構良く、その元気の良さを感じるまでは2500回転以上になるのを待つ必要があります。

 セールスマンを隣に乗せているために高回転までエンジンを回すことはできませんでしたが、「普通のエンジンよりちょっと元気」という印象でした。

 アクセルレスポンスはあまり良くなく、アクセルペダルを踏む楽しみはあまり感じられませんでした。前述のとおり、アクセルペダルの開度が浅い時には鈍さを感じるのですが、踏み増した時のレスポンスも良くないように感じます。まとめると、エンジンは元気なことは元気なのですが、反応が鈍くて「アクセルペダルとエンジンの間に誰かいて、操作が伝達されるまで待っている必要がある」かのような印象です。

 このエンジンは、スロットルバルブが存在しない(非常用には存在しますが)、バルブのリフト量を変えることでエンジンの吸入空気量を調整する方式ですが、アクセルペダルの操作量との連携には、もう一息努力が必要です。

 エンジン自体は、過去何度(ノア旧型オーリスウイッシュアリオン)も評価していますが、「スムーズで振動が少なく、なめらか」な印象です。MTゆえ、駆動系とエンジンが連結されているためか、少々振動は増していますが、気になりません。

トランスミッション
 6速MTです。ギヤ比の分け方は常識的なものです。1速3.585、2速1.913、3速1.392、4速1.029、5速0.818、6速0.700、最終減速比4.562です。改善を考えるなら、もう少し2速をローギヤ化すると良いでしょう。しかし、どの6速に乗っても感じるのですが、街中では4速だと低すぎ、5速だとシフトダウンをするのにレバーが遠い、ということになり、スポーツ走行でもしないかぎりは5速MTの方が使いやすいようにも感じます。

4速よりも5速、5速よりも6速、という、数が多ければ良いという理論は、徳大寺有恒氏が初代「間違いだらけのクルマ選び」で指摘していましたが、まさにそれです。

 シフトレバーは、トヨタ特有の「シフトレバーを左右セレクト方向に動かすと、フロアパネルがゴトゴト」するものです。レバー自体のゴリゴリ感もあるのですが、努力してかなり押さえ込んであります。

シフトストロークは長めで、1速だとかなり遠くにレバーが有り、2速になると後ろに行ってしまう印象です。マツダでは「理想的なシフトセレクトストロークを研究し、スカイアクティブMTを開発した」とのことですが、それ以前のものでもかなり気持ちが良い操作感を得ていました。それからすると、このシフトレバーは操作力のみを考えてしまっているかのように思います。軽いことは軽いのですが、操作感は乏しいです。

シフト後定位置にいるレバーも遊びが大きく、振動軽減を第一に考えているようです。

結果、このMTは、特別評価するほどのものでもありませんが、さりとて悪くもありません。ごくごく普通のMTです。

 クラッチペダルは、かなりストロークがあります。それでいて、ペダルはやや重くなっています。ミートポイントは上の方なので、半クラッチとアクセル操作の連携に苦労します。慣れれば大丈夫ですが、前述の微小アクセル操作域のエンジンのピックアップの件もあり、半クラッチには気を使います。それでも慣れればエンストは防げますよ!

ブレーキ
 初期制動が強く、「カックンブレーキ」になりやすいです。オーバーサーボ気味で、ペダル操作力は軽いのですが、これまた反力から操作具合を感じ取りにくいブレーキです。ペダル操作感もスポンジーで、ゲームセンターのゲーム筐体のように、ストロークでブレーキ力を調整しなければならないものでした。

ステアリング
 全くダメなパワーステアリングです。停車時にステアリングの遊び程度に細かく左右に振ると、すぐにパワーステアリングモーターが駆動されて、直ぐに止まるという現象が起こります。このため、ステアリングホイールがブルブルと左右に動きすぎてしまう状態になります。結果、ステアリングホイールが重く、慣性がついているかのような印象となります。

この印象は、エアバッグが搭載され始めた頃の車でも感じました。走行中はパワーステアリングはあまり効かないものですが、前述の印象が弱くなるだけで、無くなることはありません。(高速道路くらいになるとなくなるでしょうが。)

 また、路面からの情報の伝わりも悪く、ステアリングで路面の状態を確かめることはできません。特にステアリングを切ると前述の印象が路面の情報よりも強く出て、「ステアリングの手応えを得ながらタイヤの限界を知る」などということは不可能でしょう。

 多くの評論家が「トヨタの車はまっすぐ走らない」と言っていますが、このパワーステアリングの印象から、ステアリングのセンターがわかりにくくなっているからであると思われます。

電動パワーステアリングが出始めの頃にはこういう印象の車がありましたが、いまどき軽自動車でもこんなステアリングはありません。

サスペンション
 適度に硬いサスペンションですが、ゴツゴツすることはありません。もう少しショックアブソーバーの減衰力が高くても良いかもしれません。最近の日産車などと比較しても、柔らかい印象です。適度なスポーティーさ加減で、RSというよりはSLといった、快適性を重視した印象です。サスペンションのストローク開始時に引っかかることもなく、しなやかにストロークしています。ストロークが進んでも急に固くなるようなことはなく、同じ硬さが続きます。スプリングないしはスタビライザーもある程度固めている印象で、おそらく、コーナーでの傾きが大きくて困る、ということはないでしょう。

 後輪が独立式である効果はかなり出ていて、突起乗り越え時に車体がゆすられるような印象や、ゴツゴツとした印象もありません。最近では多くの前輪駆動車が後輪サスペンションを「トーションアクスル」式にしていますが、やはり独立式は良いなあ、と感じさせられるのでした。

ボデー
 旧型と比較し、特にフロント部分の剛性が高められている印象です。突起や目地段差を乗り越えても、車体が震えるような印象は全くありません。ハッチゲートを持つ後部ですら、ミシリとも言いません。

市販車の状態でこのレベルなのですから、純正オプションの「ボデーダンパー」などを装着すると、しなやかな印象がさらに強まるでしょうし、タワーバーやこれまたオプションのフロア補強板を装着すると、さらにしっかり感が増すことでしょう。強靭なボデーです。

 内装の作りは良く、今は無くなってしまったティーダのように、内装には柔らかい素材が使われています。前席のドア内装、ダッシュボードなどです。コンパクトクラスの車種に採用されている「縦シボ」もなく、若々しい印象です。この辺りは、ブレイドの後継であることが伺えます。

 シートはバケットタイプが採用され、サイドサポート性能が良くなっています。RSという名前に引きずられているのかもしれません。座面のサイドは出っ張っていないため、乗降性は良いです。ライバルのアクセラと比較すると、スポーティーイメージを強く演出しています。

 ステアリングコラムの下が、「へ」の字を逆さまにしたように出っ張っていて、クラッチペダルをリリースする際に必ず膝が当たりました。足がクラッチペダルに押し返されるので、痛いの痛くないの!かといってシートを後ろに下げると、クラッチペダルを完全位踏み切ると足が伸びきってしまう、とシートポジションの設定に難がありました。このステアリングコラム下の出っ張りは、何ら機能に関わることがないため、早急な形状の変更を望みます。

 視界は、ルーフラインが後部で下降し、クオーターピラーが太く、しかも「Jライン」を描いているため、決して良くありません。

まとめ
 いろいろ厳しいことを書きましたが、これもトヨタに「乗って楽しいスポーティーカー」を作って欲しいからに他なりません。一部の評論家やサイトでは、「RSの名前でこのエンジンはない」などと書いていますが、まあ、気持ちがわからなくもありません。標準エンジンとの差がなさすぎます。RSという名前を冠するには、やはり190馬力級のエンジンが欲しいところです。

外観は、この「それほどやんちゃではない、普通の外観」に留めたことは立派です。よそのメーカなら、エアロバンパーや大きなルーフスポイラー、サイドスカートを付けていたところでしょう。

この、「普通の車にMTを搭載した」車は、20年前ならゴロゴロありましたが、今やそれだけで特殊車扱いです。しかし、当時の車の方がもっとダイレクトな運転感覚を味わえました。アクセルレスポンス、ブレーキのタッチ、ステアリングフィールなどです。当時の車が今の車よりも劣るのは、エンジンの有害物質排出量と燃費、ボデーの剛性です。

聞くところによると、自動車メーカーや部品メーカーに、「良い操作感」を説明、評価出来る人がいなくなっているとのことです。私は評論家でもなければメーカー勤務でもありませんが、どうかメーカーの人がこのブログに目を通し、この車を完成していってほしいと思います。

 さて、この車がどんな人に向くか、ですが、スポーティーな車は欲しいけど、スバルWRXやランサーは高性能すぎ、かといって、スイフトスポーツやヴィッツRSは子供っぽい、という人には最適です。ライバルは、ボデーの大きさは異なりますがフィットのRSやハイブリッドRS、まったく同じ土俵にいるアクセラやインプレッサです。

フィット系統は、MTの設定があり、なおかつ普通の車であるという点がこの車と同じように魅力的ですが、やや古いことが気になります。ボデー剛性の上でも、やや落ちます。しかし、ハイブリッドであることの先進性があり、悪くはないながらも「従来の車」でしかないこの車を凌駕しています。

インプレッサは、よりシャープな外観が特徴ですが、対象年齢も下に感じてしまいます。しかし、アイサイトが装着できることが最大の特徴です。なお、MTはごく一部のグレードにしかありません。

アクセラは、「部分スカイアクティブのエンジン」というところが「今買う車なのだろうか」と思わせてしまいますし、何より発進加速が鈍かったことが気になります。スカイアクティブエンジンとMTの組み合わせはないため、MTが欲しいなら自動的にオーリスになります。

ということで、この車は「プリメーラやシビックSi-Rなどの、ちょっとスポーティーな車」にお乗りで、「愛車が古くなってきたけど、買い換える魅力的な車がないなあ」と言っているような方におすすめです。もちろん、ダイレクトな操作感が得られない欠点はありますが、買い替えの検討に値する車ではあります。

この「ちょっとスポーティー」な仕上がりは、是非とも大切にしてください。フルエアロを装着したり、ターボエンジンを搭載したりすると、このちょうど良い仕上がりが台無し、、、雑誌や一部評論家の意見に左右されないでくださいね。

参照して欲しい記事
トヨタ ノア(前期型、3ZR-FAEエンジン搭載車)トヨタ ウイッシュ(前期型、3ZR-FAEエンジン搭載車)
トヨタ アリオン
トヨタ オーリス(旧型、CVT)
トヨタ ブレイド(2400cc)
トヨタ ブレイド(3500cc)
トヨタ カローラルミオン
トヨタ カローラフィールダー(旧型)
トヨタ イスト
トヨタ アクア
トヨタ 86
トヨタ プリウス(前期型)

日産 シルフィ
日産 ティーダラティオ
日産 ノート

ホンダ フィット(後期型)
ホンダ フィット(前期型)
ホンダ インサイト
ホンダ CR-Z(近距離)
ホンダ CR-Z(遠距離、CVT)
ホンダ CR-Z(遠距離、MT)

マツダ アクセラ(前期型、その1)
マツダ アクセラ(前期型、その2)
マツダ アクセラ(後期型、大阪)
マツダ アクセラ(後期型、埼玉)
マツダ アテンザ

スバル インプレッサ(乗車)

VW ゴルフ(1.2TSIトレンドライン)
Posted at 2013/02/23 23:36:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2013年02月19日 イイね!

ソース焼きそば 130/17X ムスメとんかつソース 131/17X ミツハとんかつソース ミス注文 太陽ソース

 最近、ミス注文が増えてきて、管理の甘さを感じています。食べている時も、「あれ?なんだか味わったことがあるような?」と感じています。



ムスメとんかつソース
 甘いソースです。マイルドな甘さで、あとに残りません。酸味、辛さ、塩気はありません。同じマイルドさでも、関東の「江戸チドリソース」よりは、強めの甘さになっています。しかし、このようなソースでとんかつを食べたとすると、かなりカラシが引き立つでしょうね。焼きそばにカラシは使いませんので、甘さばかりが感じられるのかもしれません。



ミツハとんかつソース
 ミツハは、フルーツソース、プレミアムフルーツソースと、甘酸っぱいソースばかりでした。このソースはその酸っぱさが全くなくなっていて、甘くてぴりっと辛いソースになっていました。辛さも、舌をピリピリさせる、不思議な辛さでした。酸味は全くなく、塩気はムスメとんかつソースより強めです。

また、クミンの香りがかなり強く伝わってきます。これまで食べたソースの中で、最も強い印象でした。果たして、クミンの香りはとんかつに合うのでしょうか?肉料理には合うとは聞いているのですが、私はむしろ、お好み焼きの方が良いのではないか、と感じています。



太陽ソース
 なんとミス注文でした。愛知のソースで、甘さが強いソースです。そして、塩気は若干あり、辛さや酸味はありません。そして、味音痴と思われるかもしれませんが、赤味噌にも似た、発行した豆の苦味というか酸味というか、複雑な味を感じます。この印象は前回よりも、若干苦味を感じています。
Posted at 2013/02/20 23:00:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | ソース焼きそば | グルメ/料理
2013年02月17日 イイね!

三菱 デリカD5(4N14 クリーンディーゼルエンジン搭載 4WD車) 試乗

三菱 デリカD5(4N14 クリーンディーゼルエンジン搭載 4WD車) 試乗 この日は、自転車であちこち行ったり今まで買ったことがない燃料添加剤を購入すべく、出かけました。その中で、三菱では気になっていた「デリカD5のディーゼルエンジン搭載車」に乗ってみました。三菱にとって、パジェロとランサーとデリカは、会社を象徴する特別な車種です。さぞかし力が入ったモデルであろうと期待していましたが、期待を裏切らない性能でした。

三菱にとってのデリカ
 デリカは、他社の商用バンブームからやや遅れて登場しました。初代はいすゞのエルフにも似た顔立ちで、さして目立つ存在ではありませんでした。

二代目では、ランサーEXなどのデザインテーマを取り入れたボクシーなスタイルで、「スターワゴン4WD」が追加された時期から、一部のアウトドア趣味の方に注目されるようになりました。ディーゼルターボエンジン、4WD、ATの組み合わせは他社のワゴンにはなく、まるで箱型ワゴンとは分類が別のようでもありました。「オンリーワン」の存在とは、こういうものなのでしょう。

その後、ワゴン系をパジェロベースの「デリカスペースギア」とし、一時大ヒットしました。バンは自社で少々生産が続いた後、マツダボンゴのOEMになりました。

デリカスペースギアもディーゼルエンジンの排出ガス規制やアウトドアブームの終焉に伴い、製造終了となりました。


 しかし、箱型ミニバンの一般化とデリカの復活を望む声から、旧型アウトランダーをベースに、「デリカD5」を発売しました。当初は2400ccエンジン4WDのみでしたが、すぐに2WDが追加、そして2000ccエンジンも追加されました。

モデルライフが長くなると環境も代わるもので、その後2000ccエンジンは、4J11新2000ccエンジンに換装され、また新たにコモンレール式ターボディーゼルエンジンを追加してきました。

 デリカD5新発売の頃から、ディーゼルエンジンの搭載が待ち望まれていました。発売されてもう随分時間が経っていますが、これまた他社にはない「ディーゼルエンジン搭載のミニバン」として、唯一無二の存在となっています。

エンジン
 前述の通り、コモンレール式のターボディーゼルエンジンを搭載しています。いわゆるクリーンディーゼルエンジンで、排気ガスも綺麗になっています。

排気量は2200ccで、排気量の上では小型車枠に入っています。最高出力は147馬力、最大トルクは36.7kgf/mと、CX5と比較すると23馬力と6.1kgf/mほど低くなっています。また、車重は300-400kg程増しているため、CX5のような、急速に盛り上がるパワーは感じられません。普通に走行するのには過不足ない程度のパワーで、ガソリンエンジンと比較すると、エルグランドの2500ccエンジン車と同じ程度に感じられます。

アクセルペダル操作量に対するパワーの出方は自然で、ターボ装着による出力の急変もごくわずかです。さすがに低回転域では加速は鈍く、加速力が欲しい時にはパワー不足を感じます。1500回転を超えるとターボ領域になり、十分な出力となります。この過給領域に至る時にも、あたかも自然吸気エンジンのように自然に遷移し、出力が欲しいだけアクセルペダルを踏んでいれば、ごく自然に加速します。

過給領域でも、それほど強力な出力になるわけではありませんが、走るのに十分な出力です。おそらく、登坂路でも必要十分は走りは可能でしょう。CX5と比べるてしまうと、だいぶ出力が落ちる印象です。車重の点から、余裕度もエクストレイルに劣ってしまうかもしれません。

エンジンの最高回転数は4000回転で、クリーンディーゼルながらこの点ばかりは旧態依然とした出力特性です。回転の上がりもそれほど速くはありませんが、車の性格には合っていると思います。もしかすると、アクセルレスポンスが自然なのも、CX5と比較して車重に対してパワーが少々不足しているということもあるでしょう。

 このエンジンのもう一つ特筆つべきは、音や振動が小さいことです。特に振動は非常によく抑えられています。エンジンのトルクが小さいということはシリンダー内の燃焼圧力も低いということで、そもそもが振動に有利なのかもしれませんが、それでも振動が少ないのは疲れを軽減することにつながります。マツダのディーゼルエンジン車では、CX5でもアテンザでも床から振動を感じましたので、この低振動ぶりには感心しました。

 また、このままで良いのか気になるのですが、一定速度で走行中に、エンジン回転数が1500回転を下回ります。他社のディーゼルエンジンでは、DPF(すすを取り除くフィルター)の温度を高温に保つため、エンジンの回転が1500回転を下回らないようにしています。

エンジンの回転数を低めた結果、排気の温度が下がり、DPFが詰まりやしないか、少々心配になります。

排気の点は未知数ですから、現時点では気にしなくて良いでしょう。総じて扱いやすく、よく粘るエンジン(ディーゼルなので当然だが)と言えます。

トランスミッション
 旧型アウトランダーのV6エンジン車に搭載されていた、トルクコンバーター式6速ATが採用されています。本来ディーゼルエンジンには、それほど多くの段数を用意せずとも、フラットなトルクを利用して十二分に走れるのですが、マツダや日産が6速ATと組み合わせているため、6速を搭載せざるを得ないのでしょう。

ロックアップなどには特に工夫がないATで、トルコン特有のスリップはごく普通にあります。少々古い考え方ではありますが、このトルコンスリップによってトルクが増大され、エンジンが低回転の際のトルク不足を補っているように感じます。

 6速ゆえ、各ギヤに変速するときのエンジンの回転の上下が少なく、トルコンやクラッチ、ブレーキでも滑る故、シフトショックは全くといっても良いほど感じられません。CVTとも勘違いしてしまいそうです。なんとなく滑りが多いように感じられ、スカイアクティブドライブのようなダイレクトなドライブフィーリングは感じられません。

アクセル操作に対するシフトアップ、シフトダウンも意のままで、インベックスシリーズ(最近は言わないようですが)の、学習制御ATの歴史を受け継いでいます。

ステアリング
 この車のステアリングの効きは特筆ものです。パワーアシストがステアリング操作に遅れることなく効き始め、ステアリング系の重さを、まさに必要なだけ介助しています。あたかも軽いステアリングホイールに交換したかのような印象です。

あとで調べると、最近の車には珍しい油圧パワーステアリングでした。電動パワーステアリングでも、だいぶ自然な印象のものが出てはきましたが、まだまだ油圧式の完成度にはなっていない、ということ改めて感じました。

サスペンション
 やや硬めの乗り心地で、地上高、天井が高い車ながら、初期ロールがよく抑えられています。ロールスピードも遅く、この種の車で気になる乗り物酔いも、十分抑えられるのではないか、と考えられます。ノアヴォクシーよりも硬く、ステップワゴンとは硬さの印象が異なり、ビアンテに近い印象です。

さもありなん、これまた珍しくりやサスペンションが独立式で、突起乗り越え時なども車が左右にゆすられません。後述する、ボデー剛性とのマッチングは今一つに感じられますが、フラットな印象のサスペンションです。

ブレーキ
 車重が1800kgもある車ですが、サーボの効きが過剰になることもなく、操作力に比例して制動力が高まる印象です。

この種の車では、運転士以外の乗員の姿勢が気になるところでしょうが、カーブだけでなく減速時の前のめりを軽減することも大切です。操作力に応じて制動力を調整できるブレーキですと、減速始めにもやんわりと制動力を高められ、減速終了時にも制動力を弱めながら停車できるため、乗員の首の動きは工夫で抑えられるブレーキになっています。

 ミニバンでは、本来ならば最大性動力試験もするべきでしょうが、セールスマンを横に乗せての急ブレーキは実行できませんでした。

ボデー
 環状骨格構造ボデーを謳い文句にし、室内にも天井骨格の膨らみが見えます。しかしながら、特にねじり剛性は今ひとつのようで、後輪の一方が突起に乗るような場面では、車体後方が「ブルブル」と震えるのを感じます。サスペンションがやや硬いこともその原因でしょうが、ちょっと古さを感じる点でした。

 着座位置には「登る」感覚で乗りますが、視線が高い印象はありません。おそらく人間が車高を感じる要素として、目で入ってくる情報とロールで感じる情報とがあり、ロールが抑えられるからなのかもしれません。もちろん見晴らしは良く、デリカスペースギヤのころと比較しても快適な移動が楽しめることでしょう。この種の車は、乗り物酔いを抑えられるか、を第一に考えることが重要です。

まとめ
 ガソリンエンジンのみの頃は古さばかりが目立った車でしたが、ディーゼルエンジンの搭載で魅力が高まりました。また、ボデー剛性やサスペンションのセットも、より良くなったと感じられます。

ノア・ヴォクシー他やセレナ、ステップワゴンと比較すると、スタイルにも「レジャー色」が強く現れ、好みが分かれるかもしれません。しかし、走行性能の高さとディーゼルエンジンとを考えると、やはり魅力が高い車です。このレジャー色が嫌であれば、もうこの車は考える必要はないでしょう。

ビアンテとは走行性能の点で甲乙つけがたい存在ですが、特に乾燥した道路での走りのスポーツ度では、ビアンテの方が高いと考えられます。オフロードの走破性では、ビアンテはもちろん、その他のミニバンと比較すると、デリカD5は他を寄せ付けません。

そんなこともあり、ディーゼルエンジンが搭載されてもデリカはデリカ、オフロード的な雰囲気が好きな方に似合っていると言えます。

参照して欲しい記事

ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン、ビアンテ比較試乗

トヨタ ノア
トヨタ アルファード
トヨタ ウイッシュ
トヨタ スペイド
トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ヴァンガード
トヨタ エスティマハイブリッド
トヨタ マークXジオ

日産 エルグランド
日産 セレナ(アイドルストップ)
日産 セレナ(Sハイブリッド)
日産 ラフェスタハイウェイスター
日産 キューブ
日産 エクストレイル(ディーゼルAT)
日産 エクストレイル(ディーゼルMT)
日産 NV350キャラバン
トヨタ プリウスα

ホンダ ステップワゴン
ホンダ フリードハイブリッド

マツダ ビアンテ
マツダ プレマシー(前期型)
マツダ CX5(ディーゼル 短距離)
マツダ CX5(ディーゼル 長距離)

三菱 アウトランダー
三菱 デリカD5(2400ccガソリンエンジン 4WD)
Posted at 2013/02/28 01:38:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

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「パソコンは購入しました。次の週末の都合により、26日夜以降に活動を再開します。」
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小さい頃、トラック野郎を見てトラックが好きになりました。その後「太陽にほえろ!」のカーアクションを見て、乗用車も好きになりました。カーグラフィックTVや新車情報...
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