• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

C28JA60TAKAのブログ一覧

2009年04月23日 イイね!

「 ドメル艦隊 決死の挑戦状!! 」#132


「翻訳セット完了」
「よし」

沖田の声が響いた。

「スイッチオン」

翻訳が始まり、ドメルの声がスピーカーから流れ始めた。

「ヤマトの艦長に告ぐ。そろそろお互いに雌雄を決するときが来たようだ。
 諸君がイスカンダルへ行こうとするのと同じように、我々は地球を欲している。
 もしどうしてもイスカンダルへ行こうというのであれば、
 諸君は我が軍を正面から打ち破る必要がある。
 本日より7日後、七色星団において艦隊戦力の決戦を申し入れる。
 太陽系方面作戦司令長官ドメル。ヤマト艦長殿」

沖田が目を見開いた。

「艦長、当然受けるでしょうね?」

古代が進み出て、沖田に尋ねた。

「しかし古代、まだ我々はガミラスのすべてをつかんでいない」

沖田が発言する前に真田が古代に言った。

「真田さん、それはどういう意味ですか?」
「こうしてあからさまに正面切って戦うのは不利だということだ」
「じゃあ、こんな挑戦状を突きつけられても、尻尾を巻いて逃げ回れというんですか?」

古代が真田に食って掛かる。

「古代、もう日程的に余裕はなくなっている。航海班の立場から言わせてもらえば、戦闘によるロスは極力避けてもらいたい」

島が古代を制しながら言った。

「島、それじゃ艦長代理として言わせてもらう。決戦というのはな、勝つか負けるか二つに一つだ。負ければ全てが終わる。しかし、勝てばいっさいの道が開かれるんだぞ」

意見は分かれている。それぞれが間違ってはいない。

「みんな、今はとにかく艦長がいらっしゃるんだ、裁断を下していただこうじゃないか」

徳川がその場を収めるために声をかけた。みんなが決断を待つように沖田を見つめた。

「挑戦を受ける。一度は通らなければならない我々の試練なのだ。必ず勝ってイスカンダルへたどり着かなければならない」

第一艦橋に決意の沈黙が流れた。



Posted at 2009/04/23 07:40:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2009/4 >>

リンク・クリップ

燃費記録 2025/08/10 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/16 12:00:48
 

愛車一覧

日産 セレナ 日産 セレナ
フリード+からの乗り換えです。 人生最後の車になるのかな?
ホンダ クロスカブ CC110 ホンダ クロスカブ CC110
クロスカブ CC110 JA60 プコブルーです。
その他 コーダーブルーム レイル700 その他 コーダーブルーム レイル700
初クロスバイク
ホンダ フリード+ハイブリッド ホンダ フリード+ハイブリッド
2017.5.28 納車
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation