C28JA60TAKAのブログ一覧

「真上にガミラス戦隊が現れました！」
「なに！？」

突然の報告に沖田は動揺を隠せなかった。何が起こったと言うのだ。

「うわっ！」

宇宙空間とはいえ、戦艦にとって上をとられるという事は、精神的にも大きなダメージだ。
幾つもの爆発がヤマト第一艦橋まで届いた。

「くそ～、どこから現れたんだ・・・」
「古代、どこにいる？ヤマトは今ガミラス爆撃隊の攻撃を受けているぞ！」

ヤマトを守るはずの戦闘機隊はいない。

「ヤマトの戦闘機隊を引き離す罠だったのか・・・くそ～！」

ヤマトからはずいぶん離れてしまった。

「了解、直ちに戻ります！」

古代はブラックタイガー隊に通信した。

「追撃中止！全機フルスピードでヤマト上空へ戻れ！」
「了解！」

ヤマトも応戦しているが、焼け石に水の状態だった。爆発はヤマトの機体に幾つもの傷を負わせていた。
ブラックタイガー隊が戻ると、ガミラスの爆撃隊はヤマトの後方の宇宙空間に逃げた。ブラックタイガー隊がそれを追う。

「よし、第３空母へ。雷撃隊発進！コスモゼロは爆撃隊が引きつけている。あの反対側へ飛び出せば手薄だ」

ドメルの作戦は計画通りに進行していた。第３空母からは大きな魚雷型ミサイルを腹に抱え込んだような雷撃機隊が発進し、ドメルの前に並んだ。

「雷撃隊全機、ワープエリアに入りました」

ドメルは笑みを浮かべ、再び瞬間物質移送機のスイッチを押した。

雷撃隊はワープ光線を浴びると、溶けるように宇宙空間に消えた。

「アッ！」

再びガミラスの雷撃隊が現れたのを古代が発見した。それはまるで何も無いところから光が現れるように見えた。

「うわ～」
「くそ～！また空中からの不意打ちだ」

幾つもの魚雷型ミサイルがヤマトを襲った。

「戦闘隊長、早く戻って下さい！ヤマトが想像もしない空間からの攻撃を受けているんです」

古代の目にもそのヤマトの姿は確認できた。

「第１砲塔、大破・・・あ～！」

ヤマトは沈没寸前のダメージを受けていた。

　
西暦２２００年２月２７日、宇宙戦艦ヤマトは太陽系方面作戦司令長官ドメルの挑戦状をうけた。

「ヤマトの艦長に告ぐ。お互いに雌雄を決するときが来たようだ。諸君がイスカンダルへ行こうとするのと同じように、我々は地球を欲している。もしどうしてもイスカンダルへ行くというのであれば、諸君は我が軍を正面から打ち破る必要がある。本日より7日後、七色星団において決戦を申し入れる。太陽系方面作戦司令長官ドメル。ヤマト艦長殿」

一方のドメル艦隊はヤマトにその位置を探知されないために、七色星団の一角を占める暗黒圏を遥か３万キロの空間で静かにヤマトを待ち構えていたのだ。


「よし、まずコスモゼロをヤマトから引き離してしまうのだ。ガミラスファイター、発進！」

ドメルは自信に満ちた口調で命令を下した。

「戦闘機隊発進せよ！」

ガミラス軍第１空母からガミラスファイターと呼ばれる戦闘機隊が発進する。
第１空母隊長のゲットーも戦闘機で出陣、ヤマトに向った。

「敵戦闘機、発見！」
「総員戦闘配備！」

ヤマトのレーダーもガミラス戦闘機隊をキャッチしていた。まだレーダーは生きている。

「ブラックタイガー出撃！」

古代率いるヤマトの精鋭部隊ブラックタイガーもガミラスファイターを迎え撃つべく発進して行く。

「ガミラス機、左上方！つづけ～！」

古代機を先頭に、ブラックタイガーはガミラスファイター目指して攻撃を仕掛けた。
ドッグファイトが続く。ドメルの見つめるモニターにもその戦闘が映し出されていた。

「第２空母へ。急降下爆撃機発進！」

第２空母から隊長のバーガーが操縦する急降下爆撃機を先頭に爆撃機隊が発進し、ドメルの乗る艦隊旗艦の前に整列するかのように待機していた。

「いよいよ、この瞬間物質移送機の威力を見せる時が来たようだな」

ドメルが立ち上がって自分に言い聞かせるように言った。

「全機、ワープ光線のエリアに入りました」
「よし！」

報告を受けたドメルが瞬間物質移送機のスイッチを押した。

昨日、次男の練習試合の帰りに寄りました。

入浴料は５７５円（なんと中途半端な値段）だそうです。

今日は次男の練習試合の応援で山梨県へお邪魔しています。
大きな大会が間近に迫っているので、選手たちも緊張感を持って試合に臨んでいるようです。

写真は途中のコンビニで購入した「生キャラメルシュー」です。
前からカミさんが食べてみたいと言っていたシュークリームですがなかなかタイミングが合わず、今日になりました。キャラメル味がちょっと強いような気もしますが、値段の割にはクリームたっぷりでシュー生地もやわらかく、美味しくできていると思います。

生憎の雨降りですが、帰りは高速ドライブを楽しんでいきたいと思います。

読めますか?

結構難しい漢字が続出なんです。


無料アプリなんですが、良い頭の体操になります。