
猛暑のうちに もう一度 水遊びしたかったのですが、不安定な天気が続いて流されてしまうかもと様子を見てました。
そうこうしているうちに、さすがに水遊びはちょっとなぁという時期になっちゃいました。
先月、七宗町のドライブイン こぶしの里で定食を注文した時、欠品で食べれませんでした。
案内のハガキももらったことだし、鮎飯を食べに行くことにします。
今日の目的はそれだけなので、道すがら あちらこちら立ち寄ってみます。
夜明けが遅くなりました。
5時10分ぐらいに白み始めます。
ずいぶん涼しくなりましたが、それでも20℃ほど。
冷感シャツにメッシュのジャケットを羽織ると、自分には快適。
専務との揖斐ツーリングで乗ったばかりだけれど、今日も稼働率低いオランちゃんに頑張ってもらいます。
06:00
今朝の街は、なんだか流れが速い気がします。
06:15

渋滞もなく、70キロ前後の流れに乗って、国道41号線を北上します。
川辺町では気温が17℃ほど。
薄ら寒い気もしますが、暑いのよりずっとマシ。
雲の様子が、ちょっと秋らしいかな。
07:45
この前 訪ねた飛水峡。
来ないでと言わんばかりの入口でしたが、調べてみると 飛騨川の向こう岸に「ロックガーデン」の名で移転したもよう。

こんなところに入口が。
先日も通りましたが、まったく気が付きませんでした。
草は刈り取られているけれど、昔は使われていただろう照明や水道は止められて、傷みが目立つ展望台があるのみ。

その展望台も、周囲の樹木が伸びて、眺めが良いわけでもなく。
08:20

高いところが苦手なのに縁まで行って、怖くて動けなくなるという間抜けな姿。
でも、先日歩いた向こう岸の猛々しさからすると、こちらは穏やかな感じ。

高山線は単線ですが、けっこう短い間隔で列車が走っています。
このすぐ近くに、赤池大龍神と辨財天があるそうなので、散歩がてら行ってみます。
08:50

落石通行止とバーが渡してありますが、大龍神はたぶんこの奥。
08:55

1.5キロほど走ってみるも、それらしい社は見当たらず。
まだ道は続くようですが、ここまでも枯れ葉に隠れた小石にハンドルを取られてスッコロビそうになってます。
オランちゃんではちょっとつらいので、引き返します。
09:05

アスファルトに生えたキノコ。
パンのような、お菓子のような。

けっこう大きい。
食えるのか?

脇道がありました。
ここでしたか。
09:30

草ボーボーだけど、身代り菩薩と赤池大龍神の幟は新しい感じ。

あ、こんなところに道路から上がってくる小路があるんだ。

謂れとかいったものは分からないけれど、洞窟に神様が祀られることはよくありますね。
お詣りさせてもらいます。
不定期に住職さんが護摩行をしているようです。

「どうくつ内さつえい禁止」だそうです。
申し訳ありません、こんなところに注意書があるとは、つゆも思いませんでした。
赤池大龍神から50メートルほど。

赤池踏切のすぐ向こうに、階段があります。
09:45
イノシシよけの金属網扉を開けて、急な階段を降ります。

ここは周辺の岩とは違う丸い石がゴロゴロしています。
参拝用に後で入れられたのかも知れません。

岩の上に、赤池龍神赤池辨財天。

岩のくぼみにできた池。
川とは数十メートルの落差があるので、増水時に溜まった水ではないでしょう。
09:50
先に進みます。

ところどころ苔むす道。
対岸の国道を走っていたら、見ることのない景色。

数軒、民家がみえます。
たぶんここらへんに、石垣にツツジを植えているお宅があったはず。
春に国道から鮮やかな赤い花が見えるのです。
上麻生の陸橋から眺めたことがあります。
この道、この先で途切れていました。
向こうまで ほんの200メートルほどを残して、開通しなかったようです。
10:15
あと1時間ほどノンビリ走ってけば、こぶしの里のランチタイムにちょうどいいな。
一旦、41号線へ。
ず~~~っと気になっていた、建造中の橋を見にきました。
なんか様子がおかしい。
工事してない?

橋脚には、「3号橋 令和4年3月完成」の銘板。
放置されて3年半ですか。
工事自体の説明も業者の告知看板もなし。
何があったんだろう。
橋の方向からして、山をぶち抜いて国道を直線化したかったんだろうか。
まさか、そんなくだらない工事しないよね。
もとから架かっている橋を渡ると、「柿ケ野」バス停。

廃線になって久しいようです。
昔はそれなりの人口だったんだな。
10:30
行けるところまで行ってみます。

訪れる人もないだろう「水源の森」
記念碑には「平成9年11月」と刻まれてます。
造った時は、何かの目的があったろうに。
10:40
菅田大柿林道を走ってきたようです。
一般車両進入禁止。

朽ちて倒れた標識の字体からして、30年ぐらい前までは通行できのかな。
さっきの「水源の森」の様子からも、できた頃はそれなりの交通量があったのが、今は来る人もなく管理が面倒なので封鎖…ってことなんだろう。
10:50
また国道へ戻ります。
途中で階段を見つけ、フラフラと。

崩れかけた階段を上ってみましたが、特に展望が良いわけでもなく、鉄塔の管理用ですね。
11:00

さっきの造りかけ鉄橋から すぐ北に、もう1本同じような橋が見えます。
この橋も工事が進む様子はなく、どうなっているのやら。
41号線から離れ、街の外れから山道へ。

ほどなく舗装が途切れました。
許可を得ずに、何を採取するのを禁じているんだろ?
奥へ進むと、通行止の看板。

張られていたロープも切れて久しい様子。
行ってみます。

お~ぉ、眼下に見えるのは、道の駅 美濃白川ピアチェーレじゃない?

半分腐ったベンチとテーブルがあります。
テーブルの上には双眼鏡が置いてあるけれど、中が腐って何も見えません。
昔は遊歩道だったんだろうな。
ベンチに座って山が見えるように、フェンスが切り取ってあります。

何ヶ所も山肌が崩れてます。
もう再開発なんてことはないでしょうね。

ピアチェーレの北側に出ました。
獣避けの柵を開けて、里に降ります。
林道ではないけれど、けっこう面白かったです。
おっと、昼を回っちゃったよ。
こぶしの里へ向かわなくちゃ。
昼食のピークを過ぎた頃に着けるかな。
飛水峡と違って、飛騨川の表情は穏やか。

12:15

そうか、、
真夏日が続いたせいで、カレンダーを見てもピンとこないけど、コスモスが咲く季節か。
どこを走っているのか、まるで分かっておりません。

ここも川遊びに良さそう。
12:45
県道64号、83号のワインディングをビュンビュン飛ばし、むちゃくちゃ気持ちいい・・・
あれ?
どこかで見た景色。。
八百津町じゃん。
うひゃ~、ピアチェーレから、西へ走らなきゃいけなかったのに、東へきちゃったよ。
快調に飛ばしてきたので、こぶしの里は、遥か遠く。
まぁ、自分らしいゎ。

今日の目的地に到着。
13:50
昼ご飯のラストオーダは、13:30。
今日は「大人さまランチ」を注文しようと思ってたのに、間に合いませんでした。
残念~。

土産物コーナーで鮎飯を見つけました。
これ食べて帰ることにします。
店長さんが
「温かい方が美味しいので、温めますよ。」
と言ってくださったので、お言葉に甘えて。

コンビニのイメージで、レンジでチンと思ったら、ちゃんと器によそい直してきてくれました。
いやはや、遅くに来て こんなにしてもらって申し訳ない。
8月に来た時は夏休みで可愛いお手伝いさんがいたけれど、今日は平日だから学校だね。

鮎飯、おいしい。
途中で拾ったキノコ、食べるの我慢して良かった。笑
また来ます。
順調に帰れたとして、家に着くのは夕方5時半か。
14:25
真っ直ぐ帰るつもりとか思いながら、すぐに脇道へそれてしまいます。
ここも国道走っていたら知らなかった道。

うちの近所では、土手やあぜ道に咲くイメージだけど、こんな川原にも咲くんだ。
なんか新鮮。
しばらく脇道を走り、再び41号線へ。

すっかり馴染となったセブン工業さん。
いゃ、何の縁もありませんが、ここを通ると木材の香りがするんです。
今朝も通ったけど、土日の休み明けで、香りはしませんでしたが、この時間はいい匂いがします。
14:55
帰ってきちゃいましたよ、名古屋へ。
通勤時間前ギリギリで、混雑は始まってません。

白バイを見ると、交通機動隊でGL1500に乗っていた従弟を思い出しますが、もう半世紀も会っていません。
きっともう連絡することもないだろうな。
16:20

思ったより早く帰着。
16:55
本日走行:245km (GPS距離247km、除く徒歩3km)
消費燃料:3.8L
半クラッチで未舗装路を走ったから、さすがに70km/Lは超えなかったか。
全工程
七宗町・八百津町・川辺町周辺
飛水峡・赤池大龍神、辨財天
菅田大柿林道
ピアチェーレ散策路
