
先日、
会社の専務とツーリングに出かけて、ビデオデータといっしょに、走行記録をあげたところ、GPSレシーバに興味が湧いたご様子。
「若い頃は走ってナンボや!と思ってましたが、自分の生きた証を残したいような欲求が出てきました。」
とおっしゃるので、いつも使っているGARMINを差し上げることにしました。
そんな折、11月1日のニュースを見ていたら
『準天頂衛星「みちびき」の本格運用が始まりました。』
と。
おぉ、そんなものがありましたね。
『位置精度がこれまでの数メートルから数センチに!!』
そりゃすごい!
ということで、
GARMINの35Jをポチってしまいました。(^^ヾ
バグ更新が楽しみなGARMINですが、発売から2年経つので、致命的な不具合は対応済みでしょう。
地図の処理速度、文字変換、設定の柔軟性、すごい進化ですね。
とりあえず、「みちびき」が受信できる状態にして、2台をぶら下げて近所を散歩。
細かい設定をしていなかったので、参考にはなりませんが、、

map60は道から大きく逸れることなく、また往路復路のズレも小さいのが分かります。
暴れまわっているのは、屋内に入って衛星補足が不安定だった1時間ほど。
一方35Jは往路復路が途切れておらず、暴れまわるログもありません。
ただし、これはおそらく処理方法が異なることと、35Jに3軸コンパスが採用された違いと思われます。
同じ道の行き帰りなのに、map60よりブレが大きいことが見て取れます。
曲がり角を斜めに横断してしまっていますが、これはログの保存間隔を広く設定していたせいで、細かく残す設定にすれば、キチンと曲がると思われます。
こうして見ると、「みちびき」のない旧世代のmap60の方が、安定した記録を残すことができたようです。
「数センチ」の話はどこへ行ったかと言うと、こんな個人レベルの機器の話ではないそうで。
GPSが機能するには最低4つの衛星を捕捉している必要があるそうですが、通常5~7個はつかまえていますから、ここに数個増えてもあまり恩恵はないようです。
35Jは、MASA・WAASをオフにしていたので、ディファレンシャルが効いていれば、もうちょっと落ち着いた可能性があります。
まだまだ実力は分かりませんが、map60のヘリカルアンテナが35Jのパッチアンテナに勝った…
そんな感じですね。
まぁ、バッテリの消耗と落下などのトラブルが気にならなければ、こんなに高い機器を買わなくてもスマホで充分ではありますか。(^^ヾ
新しいオモチャが手に入ったので、しばらく退屈しなくてすみそうです。
Posted at 2018/11/03 23:26:47 | |
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