2020年12月06日
テレビ朝日の記念番組で「逃亡者」を放送してた。
逃亡者と聞くと、過去にハリソン・フォード主演の映画もあって、今回の放送ともども面白く見ることができました。
リメイクであることはそれとして、個人的な意見としては、両作とも「逃亡者」の題名は変えて欲しかったですね。
同じ設定ではあっても、別の作品として楽しみたかったと。
初めて「逃亡者」を見たのは、半世紀以上前。
保育園の頃だったのだと思います。
数年に渡って放映されて、たぶんすぐに再放送もあったのでしょう。
中学2,3年になるまで見ていました。
当時はテープレコーダですら一般家庭にはない時代でしたから、放送に間に合うように学校から飛んで帰ったものです。
途中からカラーになりましたが、当初はモノクロ。
それをカラーテレビで見ると、白/黒というより白/緑だったことをよく覚えています。
数年に渡って見たドラマは、都会の喧騒のシーンは少なく、大半が静かな街であったり農園であったり。
土地の人々に助けられながら さまよう日々。
心通わせた人々と無言の別れ。
うつむき気味に微笑んで、一瞬片頬を引きつらせるデビッド・ジャンセンの表情には、子供ながらにジ~ンと胸が熱くなるのを感じましたね。
キンブルの吹き替え 納谷悟朗氏の声と、矢島正明氏のナレーションが、今でも耳に残っています。
その後、「潜入捜査官オハラ」だったかな、、
デビッド・ジャンセンが主演のドラマも放映されたけれど、あまり印象にありません。
トラックの運転手に化けて捜査するため、左腕を日焼けさせるシーンだけ覚えています。(笑)
リチャード・キンブルに憧れてのことではありませんが、学生時代に東北や北海道を野宿して回ったのは、今にして思うと、「逃亡者」のオマージュだったような気さえします。
見ず知らずの人やご家族にお世話になって、いつかまたお礼に伺おうと思いながら、40年の月日が流れてしまいました。
TV版の「逃亡者」
見たいならDVDが手に入るのですが、子供の頃に見たように、いつか再放送される日を待つことにしましょう。
再開できるかも知れない、できないかも知れない。
それも大切な出会い方ですからね。
Posted at 2020/12/06 23:20:20 | |
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