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さまさま@愛知のブログ一覧

2024年04月11日 イイね!

古城山ハイキングついでにお花見ツーリング

古城山ハイキングついでにお花見ツーリング先週はツーリングに出なかった。
体調が悪いと言うか、ものすごくカラダがだるくて眠気に襲われて。
たぶん花粉症というやつなんだろう。
今週は楽になったので、低山ハイキングに出かけよう。
行くのは大好きな山県市の古城山。
歴史には興味ないけれど、昔、大桑城があったそうな。
大桑(おおくわ)地区にあるのに、「おおがじょう」と読むらしい。

通勤渋滞を避けて早めに出発。
時間的な余裕はある(だろう)し、早朝なら人でごった返すこともないだろうから桜並木に立ち寄ってみよう。

今日はオランちゃん。
トレッキングシューズがツーリングブーツ兼用の一日。

天気予報は一日晴れ。
気温も最低が10℃だから、もう冬の装備は要らないな。
路面凍結する日に秋の格好だったから今更だけど、ハンドルカバーは外して行こう。
ヘルメットは4年前に買ったきり、使うこともなく放置していたArai

5時半出発~
のはずが、さっきまで持っていたオランちゃんのキーが見当たらない。
毎度のことだが懲りない。
05:40

信号待ちで並ぶ車の量は多いけど、動けば70ぐらいで流れは良い。
この前のツーリングがXLRで快適だったこともあり、8インチタイヤの原付でトラックに囲まれて走るのは けっこう怖いものだと感じる。
これも慣れだね。

国道23号から揖斐長良川沿いに北上。

30分ほどでいつもの河口堰。
06:20

あ、
しまった、
江南の五条川の桜を観に行くつもりだったのに、方向が違うじゃん。

安八郡輪之内町

東に向かって桜並木。
07:05


広い道ではないからか、あまり車は通らないようだ。
時々散歩らしい人とすれ違って、挨拶するぐらい。


この並木は1キロほど。
川沿いというわけでもなく、土手が続く。
治水のために作られたのかも知れない。


土手の下にある道から見上げる景色もまた美しい。


幹線路を外れ、農道を走る。
レンゲ畑もあまり見なくなったな。
07:50


巨大な太陽光パネル
敢えてSANYOの。
遠くから見てもデカイ!と驚くけど、近づけば それはもう圧巻。


建物は整理され、広大な敷地にはパネルだけが残されている。

この巨大建造物、今後どうするんだろ。
08:00


下道を走り続けると桜並木に出た。
かなりの距離がある。
狭いのに通勤の抜け道になっているようで交通量は多い。
北上すると、赤い街路灯が並び始める。
夜桜見物用なのだろう。
個人的にはない方がいい。


おぉ、城だ。
横目で見ながらいつも通過していたけど、一度寄ってみよう。
08:15


カッコいい城(資料館)だ。
大垣市の墨俣一夜城
「すのまた」は、平成の大合併で消えた町の名。
住む人たちはどんな気持ちだったんだろう。

散歩に来ていた人が声をかけてくれた。
生まれも育ちもここで、「すぐそこ」にお住まいとのこと。
なんと案内してくれるとおっしゃる。


一夜で建てたとの言い伝えは、川を利用して短時間で建設資材の準備ができたからだそうだ。
なるほど。
この方の話では、そもそもこんな天守閣などなくて 平屋造り。
堤防の治水工事のため、実際の位置から100メートルほど離れた現在の位置に建てられたのだとか。
違う形の建造物にしちゃって良かったのか?
こんな話も土地の人から聞けるのが楽しい。

だいぶゆっくり話をした。
お礼を言って、先に進もう。


幹線路より、こんな道の方が断然楽しい。
どこにいるのか分からないけど、たぶん右手へ行けばいいだろう。
09:05


山県市市役所着

転居届を出しに来た。
それは冗談だけど、時々それもいいかなと思うことがある。
09:20


館内、とても広くて明るい。
天井が低くて昼間でも証明が要る どこかの区役所とは雲泥の差。

何をしに来たかというと、知り合ったお母さんの家がある柿野地区の祭りについて聞きたかったから。

初めて訪れた時、4月の第二週日曜日にご神事が行われることを知った。
ずっと、来年こそはと思いつつ、かれこれ四半世紀。
不思議なことに4月になると忘れてしまう。
ホームページで確認したんだけど、第二日曜ということしか記されていない

どうせ古城山に行くのだから、直接聞いちゃおうと。
まぁ、普通の人なら電話で問い合わせるんだろうけど、自分の場合、行く理由のひとつにしてしまう。

ロビーの受付で観光協会みたいな部署はないのかと尋ねる。
インターネットで市のHPを確認してくれた。
それ、ぼくも見たんですけどね。
「美山の柿野ですよね?」
山県市は2003年に3町村が合併してできた市。
美山の…
という呼び方に、その名残が感じられる。

「観光課はないけれど、二階にある地域課で分かるかも知れません。」

教えてもらった地域課で聞くと、即答。
「今年は13時から始まると、自治会長から電話がありました。」
けっこう問い合わせが多いそうだ。
兵庫県から来る人もいて、中には撮影スポットを教えて欲しいという人もいるらしい。

どの職員さんも丁寧な対応をしてくれたけれど、言葉の端々に まだ完全には合併しきれていないのかなと感じる。


鳥羽川の桜並木。

大きなレンズのカメラを持った人が声をかけてくれた。
今日もいろんな人に声をかけられるな。
「あそこに見える家に住んでます。」とおっしゃる、プロのカメラマン。
この街で撮った写真のポストカードセットを頂いた。
町から移住してきたそうだ。
家屋の固定資産税は軽自動車の税金並、土地は一坪10円だとか。
写真の話や社会情勢の話をしながら、気づけば25分も経っている。

10:05

桜に限らずいつ来てもいい眺め。
時折吹く風に花びらが舞うのが美しい。
もうじき川面が桃色に染まるだろう。

保育園の子たちとすれ違う時、おはようと声をかけたら、一人二人と最後にはみんなが大きな声で おはようございまーすと挨拶してくれた。

あ、いけない。
ノンビリしていたら、古城山に登れなくなっちゃう。
歩道半分ほど来た所で、対岸に渡って引き返す。

残り半分はエンジンの力を借りて時短。

4キロ近雲続く見事な並木。
一時期、ほかの観光地みたいにライトアップの話が持ち上がったそうだが、地元住民の反対で廃案になったらしい。
もし電飾されたなら、その時は来ることもなくないだろうな。
地元のみなさんに感謝。
10:45

古城山に向かう…

はずが、どうして?

かなり古いけど人が通ったらしい痕跡も合って、間違っていないと思うんだが。
昔の道に入ってしまったようだ。
10:55


何とか今日の目的地、古城山の登山口に到着。
11:05

山頂まで2キロ弱…
ダメだ、往復したら日が暮れる。

この先に新登山口があるらしく、そちらは半分ぐらいの距離らしい。
軟弱者と呼ばれようがかまわない。
楽な方にしよう。


新登山口
公衆トイレと整備された広い駐車場がある。
11:40

やや急だけど登山道には階段が作られていて歩きやすい。


季節も終わっただろうカタクリの花が、まだところどころに咲いている。

楽勝!と思ったのは最初だけ。
登り始めて間もなく階段はなくなり、ロープに頼らないと登れない場所も。
山肌に厚く積もった木の葉で滑る滑る。

写真で見ると、どってことない傾斜なんだけど。

お気に入りの熊ベルが、今日は特に鋭く響く。
熊に出くわす予兆か?


曲輪群
居住区を補強するために石組みが組まれたようなんだが、どこを指しているのかよく分からない。


ところどころで石垣を見るけど、これのことなのかな?


城だ~
12:15


ミニチュアとは言え、よくこんな場所に建てたもんだ。
山肌が崩れるとか昔とは地形が変わってしまったかも知れないけど、ここにそれなりの規模の城を築いた労力には感服する。


遠くには、金華山。
てっぺんに岐阜城が見える。

さっき軟弱にも諦めた側の駐車場から、同年輩と思しき男性が登ってきた。
比較的近くの美濃市からお越しとのこと。
歴史ドラマか何かで有名になり、土日には来訪者が増えたそう。
それで新登山口が作られたのか。

途中にある「切井戸」が面白いと聞いたので行ってみよう。


実は登ってくる時に気づいてはいたんだけど、斜面が急そうだったのでパスした。
場所は張られたロープが頼り。
斜面もだけど、落ち葉が厚くてグリップしない。

案内板に40メートルとか書かれていたけど、感覚的に標高差?と思うぐらい斜面を下る。
切井戸の近くにだけ、竹が生えている。
ここに住んでいた人たちが上田のかも知れない。

切井戸

地下深く掘った井戸じゃなくて、しみ出てくる水を溜める水場なんだね。

元旦の朝、井戸から鶏の鳴き声が聞こえたら長生きするという言い伝えがあるらしい。
長生きはしたくないが、へんに運が強いので鶏の鳴き声を聞いてしまう気がする。
ぜったい元旦には来ない。
12:30

新登山口に帰着。
あちら側を往復していたら、3時過ぎていただろう。

暑くてすぐにヘルメットをかぶる気にならない。
汗をかいたから、このまま走ると風邪を引きそうだ。
けど、着替えなんか持ってきてないので走る。
13:05

お昼を食べよう。
40年近く、ツーリングでは飲まず食わずが当たり前できたけど、この頃ちゃんと食べることが多くなった。
昨年は、山県市南部にあるスーパーで弁当を買って食べたけど、今日は市街地にある「山県ばすけっと」に寄ってみた。

理由は名前に「山県」とあるからと言うだけ。
土産物コーナーがあって、というか土産物スペースが半分以上なんだけど、食堂がくっついたスタイル。
市街地になかったら、きっと「道の駅 山県ばすけっと」って名になっていただろう。
13:25


メニューを見るとそんなに珍しいものでもなく、「ここでしか食べられない」の意味は分からない。
店内明るくキレイ。


自販機でネギ塩レモンのチキンステーキの食券を求める。

リピートしたくなる♪と褒めるほどではないが、普通に美味しい。
味噌汁は口に合うな。
この前 久瀬温泉で買った田舎味噌のような味だ。
また味噌買いに行こう。

さて、帰りますか。
14:15


岐阜市バイパスを走る。
さっき古城山から見た岐阜城。
14:35

国道22号線から、いつもなら庄内川沿いに下るんだけど、今日は名古屋市街地を抜けることにしよう。

と、突然左足がつって、痛くて走れなくなる。
うなりながら、路肩でうずくまる。
場所は…
なんとまた新川。
1ヶ月前、大野町の古墳群を見に行った際、往路復路同じ場所で やはり左足がつった。
こりゃ、場所じゃなくて、新川に祟られてるな。
真相を探る旅を企画するのも面白そうだ。


名古屋市内
車線は多いけど、2車線が右折レーンになってたり、不慣れな人には恐ろしい道路。
GPSの反応が思い白い。
高いビルの反射波を拾うのだろう、停止しているのに車速は1キロ2キロと変動する。
15:30

思ったより早く帰ることができた。

TRとSPの8インチを履くと、車速の誤差はほぼないんだけど、走行距離はなぜか1割短くカウントされる。
16:10

明々後日もまた山県行きだ。

本日走行:160km(GPS:180km徒歩除く)
消費燃料:3.6L

全工程


輪之内周辺


墨俣一夜城周辺


山県市周辺


大桑地区古城山周辺
Posted at 2024/04/13 10:14:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 旅行/地域

プロフィール

「真っ盛りの藤と桜の名残を見に 郡上市ツーリング http://cvw.jp/b/274638/47683099/
何シテル?   04/28 16:14
オートバイ旅行が好きな会社員です。(もうじきパートにしてもらいます) しょっちゅう車のパーツを外しているせいで、ご近所や友達には『車好き』で通っています。 ...
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