さまさま＠愛知のブログ一覧

なんだかんだで毎日、外で車いじり。
もう11月も終わるけれど昼は暖かく、車の下に潜って作業しながら居眠りしてしまいました。

作業していると、通りがかった男性が親しげに声をかけてきました。
誰？
「すぐ近くに住んでるNだけど、覚えてない？」
え？
だんだん分かってきました。

道を突き当たり左のお宅の人。
同園生…そんな言葉ある？
同じ保育園に通っていた友達。
62年ぶりです。

ぼくはこの街の生まれだけど、父の仕事で引っ越して、小学校と中学校は兵庫県でした。
彼とは仲が良かったのですが、それ以後 会うことはありませんでした。
小中学校の名簿に載っていないので、成人式や厄払いなど町の行事には参加資格がありません。
そんな、閉鎖的なとこもあって、昔遊んだ子達と会う機会もなかったのです。
近くに住んでいることは知っていたのですが、あえて会いに行く用事も話題もなかったですしね。

今日、彼が偶然通りかかって、声をかけてくれたのでした。
保育園児の記憶ですから、懐かしいというような思い出があるわけでもありませんが、こうしてまたつながれたのは幸運だな。


外にいると、何人もの人たちが声をかけてくれます。
不思議とぜんぜん面識のない人も多いです。
年配の方もいれば、子供さんを連れたお母さんもいたり。


車いじりが一段落して、1.5キロほどの距離にあるホームセンターへ買い物に出かけました。
よく用水沿いの静かな道を走ります。
あ、あの女性、
2年前、不注意でタイヤを損傷してしまったのですが、お宅の前でタイヤ交換したのです。
日が暮れて暗い中、作業していたら、灯りを持ってきましょうか、と声をかけてくれた人です。

そんなことで わざわざお礼なんて言わなくてもいいんですよ。

会う機会があれば、またお礼を言いたいと思っていたことが、ようやく叶いました。

あぁ、いい一日だった。